ドライサウナ室の断熱と下地
Vol. 4,085
おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です。
僕はこんな気持ちで家を作ってます(長いですけど)。
本日は…
築49年の中古住宅をリノベして
来月からの温熱等級7を先取り
そして
静岡県初の住宅用サウナの展示場
モデルハウス【プラスサウナ®】
からです。長い…
このプラスサウナ®には、
ロウリュが出来る本格的な
ドライサウナ室と
ユニットバスの中に高温の
スチームが発生する
スチームサウナ室の
2つのサウナ室が出来ます。
ドライサウナ室から見るとこんな
感じの位置関係。
少し時間を送って
反対側の外から見ると
こんな感じ。
ドライサウナ室の室内側が
断熱されました。
ドライサウナは高温になるので
その熱が室内側に逃げてくる
のを防ぎます。
そうしないと
ドライサウナの容量ばかり
大きくしなくちゃいけなく
なりますからね。
そのドライサウナ室の中へ。
さっきは室内に面していましたが
外部に面している方は断熱性大事。
この建物は基本、温熱等級7
HEAT20-G3を満たす高い断熱性
にするのが目的の一つですから、
外気側、この部屋の場合
写真右が冷水浴も出来る
外気室なので
外気と繋がっています。
外壁は、柱と間柱の間に
普通に断熱材を詰める
「充填断熱」
に加え、
「付加断熱」をしています。
スマホで画面が切れしまう方は
こちらのYouTubeページにて。
こんな感じに
外壁の外側に付加断熱
をしていますが
サウナ室と外気浴室の間は
必要広さを考慮して
内側に付加断熱
を持ってきています。
そして気密をしっかり取る。
高温の水蒸気が壁の中に
入り込んだら大変ですから。
そして、石膏ボード下地。
石膏ボードが緑色なのは
防水処理が施された
「シージング石膏ボード」
だからです。
天井もしっかり断熱&気密。
だんだん
部屋っぽくなってきましたねぇ。
ちなみに、冷水浴が出来る
外気浴室へのドアはいつもの
トリプルガラスの樹脂サッシ。
メーカーからは
「サウナ室は高温になるから
樹脂が変形するリスクとかもあり
一切の責任は持てませんよ?」
と言われています。
へぇ…
「いつもは何かあれば
しっかり責任取りますけど」
って聞こえますけど
本当~???
とちょっと意地悪い言い方ですが
最終的にお客様からの
クレームやトラブルの最前線
となるのは、「現場」なのです。
その意味でも
自社で実験してみる。
これが何よりの
ノウハウの蓄積になります。
さすがに、お客様宅で実験
はできませんからね。
ある意味、色々挑戦できるのは
モデルハウスのメリットです。
2022年09月23日
Post by 株式会社 macs
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。