高断熱住宅に必須の通気層
昨日は断熱のお話でしたが
本日は引き続き伊豆の国市の
現場から「通気」のお話を
させていただきます
断熱と通気はセットだからです
2025.3.22 Vol. 4,997
おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です
現場の外観はこんな感じです
水色の部分は雨は通さず
空気(湿気)は逃がす
透湿防水シート
服で言えばゴアテックス
みたいなものです
人間も、雨合羽を着ると
カッパの内側が結露で
ビチャビチャになりますよね
家も同じです
建物の壁の中で発生した
湿気(水蒸気)を確実に逃がす
事が必要です
ただどんなにいい透湿防水シート
を使ってもその外側に「通気層」
がしっかりなければいけません
この様に空気が通るから通気層
壁を通ったら昨日もご紹介した
屋根の通気層に抜けます
通気というくらいなので
「入口」から「出口」まで
つながっていなければいけません
冒頭のこの写真
玄関前に大きな庇がありますが
庇が通気を遮断してしまえば
通気になりません
この大きな庇の上に登って
見てみましょう
この様に
庇の下から登って
庇を貫通でして空気が通る
ようになっています
上から見ると通気層が
下から貫通していますね
通気層をしっかり作ると
湿気を逃がして建物がカビない
つまり
「建物の耐久性に寄与する」
だけでなく
夏場、熱い空気を積極的に
建物の外に排出してくれるので
外壁の熱が室内にまで達成しない
つまり
「建物が涼しく快適になる」
わけです
冬暖かく 夏涼しい
そんな快適な家を作りましょう!
本ブログは株式会社マクス社長
一級建築士の鈴木克彦が執筆を
しております
初めての方は、ぜひご覧下さい
2025年03月22日
Post by 株式会社 macs
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。