防音・音響工事は専門業者へ
Vol. 4,212
おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です。
僕はこんな気持ちで家を作ってます(長いですけど)。
本日は沼津市の注文住宅から。
ピアノ室の防音工事の様子です。
以前からお付き合いのある
防音&音響の専門家に
現場確認に来ていただきました。
まぁ、もう何度もやってますんで
現場は特に問題なし。
細かい部分で
「ここはこんなふうに
やっといた方が
いいかもですねー」
程度のアドバイスで無事終了。
上の写真ではエアコンの冷媒管
が写っていますが
こういったものも
壁を貫通するので
音漏れの原因になりうるわけです。
じゃぁどうする?
この辺はノウハウなわけですが
やはり専門家。
色々面白いお話聞けました。
ピアノではなくドラムとか
楽器によって音漏れの種類は
違ってきます。
時に、エアコンのドレン管
つまり冷房時に水が出るあの管
あの細い管の出口から
音が漏れて困る
なんてこともあるそうです。
ピアノ室レベルでは
全く問題ないそうですけど。
そんなときにはドレン管の出口に
専用の音漏れ防止材を付けるとか。
なんとも奥が深い。
建物の壁の内側に
もう一段階、下地があるのが
おわかりかと思います。
ここに
手前にあるグラスウールを
施工して
それから石膏ボードを施工。
ま、この石膏ボードの施工も
普通に施工するのとは
ぜんぜん違うんですけど。
断熱のときには
裸のグラスウールしか
使いませんが
断熱と防音は意味が違いますので
今回は袋入りのグラスウール。
断熱は「密度」が重要ですが
防音の場合は「吸音のしやすさ」
が大事ですので
グラスウールかロックウールかは
大した問題じゃない。
防音をしっかりやったら
すごく反響する空間になるので
今度は「吸音」を
どこまでやるかが問題。
まずは天井に吸音板を
半分くらいの面積で施工し
あとはお好みに応じて
こんな方法で吸音し…
とか
うーん、やっぱプロは違う。
餅は餅屋ですね。
大工が玄関の椅子を収納する
壁を制作中。
こちらも
ちゃんと年季の入った大工の技。
どんな仕事も、餅は餅屋です。
2023年01月26日
Post by 株式会社 macs
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。