北海道は静岡よりも暖かい?
Vol. 4,213
おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です。
僕はこんな気持ちで家を作ってます(長いですけど)。
10年に一度と言う今回の大寒波。
温暖な静岡でも寒かったですが
それでも、これくらいで
寒い寒い言ってたら
北国の人に叱られそう。
けれど
私も北海道に7年住んでましたから
「そうそう…」と言えますが
TBS NEWSより
北海道民アルアルで
「内地(本州)にいくと
なまら寒いべさ!」
実際、「家の中」で言えば
静岡の家の中より
北海道の家の中のほうが
はるかに暖かい。
これはダイレクトに「健康」
にも直結していまして
住宅建築に携わる者には
有名な話ですが、
「冬の 死亡増加率 が
日本で一番 低い のは北海道」
なんです。
寒い季節には人は死にやすい。
これは事実です。
データとして明らか。
日本は12~2月にかけて
死亡率が高い(南半球は逆)。
けれど
日本で一番寒い北海道が
冬に死亡の「増加率」が低い…
なぜ?
はぃ、ずばり、
家が、あったかいから。
北海道は日本でいち早く
高断熱化が進んだので
住環境では静岡、負けてるんです。
健康のためにも
あったかい家に住みたいですよね。
先日お客様から
「標準にしてた木質繊維断熱材が
無くなって、これからは断熱は
何を使うんですか?」
と、マニアックな
ご質問をいただきました。
密度55~60kgの木質繊維断熱材
に比べて
高性能なグラスウールでも半分の
24kgの密度。
熱伝導率では差はなくても
比熱・蓄熱容量では
やはり大きな差が出てしまいます。
これは、施工していて体感として
すごく感じます。
でも、残念ながら
日本ではどこも作っていないなら
やっぱり使えない。
これからは、屋根・天井は
同じく高密度な
セルロースファイバー
壁は高性能グラスウール
(できるだけ付加断熱が理想)
を標準にしてゆきます。
壁もセルロースにしないのは
自重で沈降すると壁の場合は
隙間ができてしまうからです。
断熱は穴を作ってはいけない!
ちょっとマニアック過ぎた
かもしれませんが
お客様へのアンサーブログ
ってことでごかんべんを。
2023年01月27日
Post by 株式会社 macs
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。