モルタル造形とスタンプコンクリート完成
Vol. 3,951
おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です。
僕はこんな気持ちで家を作ってます(長いですけど)。
すみません…。
本日も富士宮市の販売型モデルハウス
【小泉町家】より
って、いったいマクスの社長は何やってんだ?
すみません…。
昨日雨で終わらなかったんで…
はぃ、続きやってました。
モルタル造形の門柱と
スタンプコンクリートのアプローチに
エイジング塗装していました。
エイジング塗装というのは
ヨーロッパ発祥の塗装法で
「昔からの美しい街並み
ツルツルピカピカは
かっちょわりぃwww」
という美意識から生まれた技術。
わざと(←ここポイント!)
ちょっと経年変化したように着彩します。
↑ 昨日やりかけで雨天中止
↓ エイジング塗装完了
真上から見ると…
こんな感じ。
絵でもお化粧でも一緒で、
【シャドウ】と【ハイライト】で
模様の陰影がくっきりと浮き上がってきます。
こっちは門柱のアップ。
今回、スタンプコンクリートは
マニュアル見ただけで講習とか
受けてませんし
本来のスタンプコンクリートは
色粉を特殊な方法でスプレーしておしまい
という簡易的な着彩。
でも、
モルタル造形の
カービング(彫刻)とエイジング塗装
は、
TDLやUSJで仕事をしている先生に習いました。
先生というのは例えば
香港のディズニーランドに行って
【現地の職人に実演指導しながら作業】
とか言うレベルという意味です。
海外出張してそういうところで作る
って…
気になりません?
「一日、いくらもらうんだろう…?」
ですよね(笑)
で、聞いたんです。私…。
そしたら、聞いてびっくり。
「まじ? そんな安いの…?」
日本だけでなく、どうも東洋圏では
職人の地位って低い…低すぎる…。
まぁ、同じ業界側からの意見として
なぁーんも考えてない
『だからだよ!』って
レベルの低いのも居るのは事実。
でも、こんなに高いスキル持ってるのに
・病気や怪我や休業の補償も満足でなく
・休みなく働いても所得は頭打ちで
・さらに安くたたかれたり
・いじめられたり
…これじゃぁ、職人、減る一方のはずだぁ。
大工だけじゃないけれど
日本から大工がいなくなったら
木造建築技術は消滅してしまう。
ほんの些細なアガキでも
正社員の社員大工達が一生懸命働いている
って、大事だと思うんです。
そんな社員大工の気概を感じてください。
2022年05月11日
Post by 株式会社 macs
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。