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社長ブログ

この地で育てられた四代目です

気密検査のC値はいくつが理想か

Vol. 3,961

おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です。
僕はこんな気持ちで家を作ってます(長いですけど)。

 

昨日に引き続き、気密検査のことを書いてみます。

最初にご注意。
内容が、マニアック過ぎます。

算数が嫌いな人は
最後まで飛ばして、結論だけご覧ください。

昨日、
「C値の0.6と0.4の違いって意味ある?」
と書いて終わりました。

意味があるのか無いのか
簡単な実験をしてみました。

 

そもそも気密検査とは…

この様に、換気扇や通気口など
「意図的に開けている穴(隙間)を塞ぎ
 意図していない隙間の量を調べる」
のが目的です。

ちなみに上の写真は
キッチンのレンジフード横に
吸気口がついているのがわかります。

レンジフードは大容量ですから、給気口から
冷たい空気が入ってきます。
この位置なら部屋が寒くなりにくいですよね。
という工夫です。

 

気密性の話に戻りましょう。

昨日も書かせていただきましたが
富士宮市の販売型モデルハウス
【小泉町家】
では、気密性を示す数値C値=0.4
でした。

 

気密性能は、このバズーカ砲のような
換気扇と機械で測定するのですが

窓の向こうにある離れが写ってますよね?
離れの気密性は…?

実は、この機械では測れません。

 

この換気扇を用い、室内の空気を強制排気し
室内と室外の気圧差が
決めれれた5つの圧力(▲■パスカル)
になる時に、

流量が毎時何立米あるかを測定し
その5点の流量を結んで求めた近似曲線
からC値を測定します。

すでに「ナンノコッチャ」という方は
最後の結論まで飛ばしてください。

 

で、こういうお話が好きな人のために続けます。

部屋が小さすぎたり大きすぎると
規定の5点に圧力差を持って行けないのです。
小さすぎると
すぐに圧力差が大きくなりすぎるし
体育館みたいに大きいと
圧力差が出ないので。

 

という前提から、実験です。

キッチンの横の窓、
「縦滑り出し窓」と言います。

これを少し開けた状態で
再度気密検査をしてみます。

 

縦すべり出し窓は、

この様に、ハンドルを上げると
外にドアのように押し出せます。

ハンドルを下げると
最後にギュッと引っ張って
パッキンで気密が取れます。

 

サッシの大きさは
約105cm ✕37cm。

 

これくらいの隙間を開けると
パッキンもあるので、実質は
上記の青くらいの隙間ができました。

計算すると、約59平方センチメートルの
隙間が出来たことになります。

 

それでは結果は…?

隙間の量を示すC値は
0.4→0.8 c㎡/㎡

C値は隙間を示します。
1m四方に
何平方センチの穴が空いているかです。

ですから、数値が小さい方が優秀。

0.4と0.8だと、0.8が倍悪い。

 

上記では隙間相当量(αA)が
43→85c㎡で
42c㎡分の隙間が増えたことになっています。

実際には58c㎡増やしたのですが
まぁ、結構正確に出たかなと思いました。

 

ちなみにこのモデルハウスの床面積は90㎡。
上のデータを見ると、実質の延床面積が
106.55㎡となっています。

これは、気密検査で建物の容積を出す時、
吹抜やロフトや基礎断熱の時の床下など、
室内と同空間の部分で床面積に入っていない部分
を、天井高2.6mとして割り戻してあげています。
これは測定法の決まりです。

 

で、結果として
C値0.4 c㎡/㎡→√0.4≒0.63より
床面積1㎡あたり6.3mm四方の隙間がある
ことを示すので、

これが0.8になると
√0.8≒0.89より
床面積1㎡あたり8.9mm四方の隙間となる

わけです。

その合計が家全体では
計算上42c㎡分の隙間(実際には58c㎡)
が増えたことと同じです。

 

窓にこれくらい隙間を作り
気密測定をすると
ここから音を立てて風が入ってくるので
すぐに分かります。

が、実際には、この隙間が家中に
細かく分散しているので
よく分からないというのが答えです。

 

実際、この検査ばかりを仕事としている
測定員に聞きました。

今まで一番良かった家はC値0.1とかだそうです。
悪いと1.5とか。

質問
「家に入った時点で、その2軒で
 体感的に気密性の良し悪しを感じる?」

測定員答え
「全く感じません」

質問
「測定完了までデータを見なかったら
 検査中に気密性の善し悪しがわかる?」

測定員答え
「残念ながら分かりません」

 

ということ。

つまり、普通の家なら気密性の良し悪しなど
人間は体感できないのです。

じゃぁ、気密性なんてどうでもいい?

いいえ、よくありません。

 

結局、気密性は隙間風や換気がどーのより
壁内結露など住宅の耐久性にかかわる部分
に大きく影響してくるのです。

 

つまり結論!

こんな面倒なこと、気にしすぎるのは良くない。
気にするのは、つくり手の方だけでいい。

家を建てようとしている人は
C値を勉強して調べまくるんじゃなく
C値をしっかり考えてくれる会社を探せばいい

のです。

 

だって、こんなめんどくさいこと
知らなくてもいいじゃないですか。
書きながら、私自身、

「メンドクサっ!」

ってネタにしたこと後悔しましたもん(笑)。

 

というわけで
ちゃんと気密を考えて作ったおうちです。

すでにお申込みフォームは削除しました。
22日の14時の部がこのブログを書いた時点
では残っておりますが、
空いているかどうかはお電話で
お問い合わせくださいませ。

【富士市】方形の家 完成見学会

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鈴木克彦 株式会社マクス 代表取締役

毎日毎日コツコツとブログを書き綴っております。皆さんの為になることから、ならないことまで(?)幅広い内容ですので、きっとお家づくりのお役に立てるはずです!

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