温熱等級7のセルロースの床断熱
Vol. 3,962
おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です。
僕はこんな気持ちで家を作ってます(長いですけど)。
本日は富士市で完成見学会二日目ですが
ブログは富士市のリノベーションの現場から。
静岡県初の住宅用本格サウナの展示場です。
数年後に運用開始の新断熱基準の
温熱等級7をクリアする高断熱リノベーション。
本日はその断熱工事の様子です。
このトラックは何をしているのか?
トラックからホースが伸びています。
このホースで
古新聞から作った紙の粉末
「セルロースファイバー」
を空気圧送します。
室内はその準備中。
土台・大引の下端に
丈夫な不織布を貼付けます。
給排水周りなどは羊毛断熱材なども用い
気密テープを使って隙間なく埋めていきます。
今回、床の断熱下地はこうなっています。
土台と大引(下に基礎がない土台)の上に
12センチの根太が乗ります。
以前ご紹介しましたが、基礎の状態が悪く
高いところと低いところで7センチ以上の
凸凹があります。
それを調整するために、根太掛という材料で
根太の高さを合わせています。
こうして、大引下端から根太の上端までが
断熱層となります。
このアングルだとわかりやすいかと。
だいたい24センチの断熱層です。
かなり厚いですね。
根太の上に再度不織布を専用のタッカーで
打ち付けていきます。
この二重の不織布の間にセルロースファイバー
をホースで圧送して吹き込みます。
写真は新人君。
後ろで怖い先輩が睨んでいます(笑)。
マクスにも若い大工たちがいるので
新人教育がどんなもんか気になります。
今の若い子は
厳しすぎるとすぐ辞めちゃうって言うしなぁ…。
頑張れ若者っ!
君がしっかり仕事をすると
君が会ったことのないどこかの誰かが
ものすごく快適に暮らせる。
そう、君は家族の笑顔を作ってるんだよ!
準備が完了するといよいよ
セルロースファイバーの吹込み。
その様子は
改めて動画でご紹介しますのでお楽しみに。
2022年05月22日
Post by 株式会社 macs
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。