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社長ブログ

この地で育てられた四代目です

僕はなぜ家を作るんだ?-20 内緒

Vol. 3,871

おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です。

 

過去の自分を振り返り
なぜ「家を建てる仕事」を
生業にしてるのか?

を考えるシリーズ。

自分探しの旅?
はいいけれど、そろそろ本気で

「答え」

を探さなくっちゃ…(汗)

 

 

社長になって、どえらい孤独
中で日々奮闘となるわけですが

今にして思うと
まったく
上手くいかない
ことの連続でした。

それは、今思えば当たり前。
ただの経験不足
って話なんですけど…

ちょっとでも
興味持ってくれる人がいたら

「ぜひプランを…」
「もちろん無料で…」

みたいなノリでした。

 

でも、それって、
初対面の人と少し話をして
相手がニコって笑ってくれたら

Mさん
結婚して下さい!

ってのとおんなじ(汗)
うまくいくわけない。

 

ルンルンでプレゼンして
いやぁ~楽しみだなぁ~

なんて思ってると…

あっさりボツ(涙)

 

これ、ホントにあったこと
ですが、あるときなんか
別々のタイミングで
プレゼンした3組の方に

同じ日に断られる
というミラクル達成!

 

自分の提案力が足りないだけ
なんですけど

こういう時、

全人格を
否定された…

って気になってしまう…
んですよね。

 

ただこの頃って
もちろん経験不足も
あるのですが

「仕事のため」
  に
「仕事している」

んであって
お客さんと真正面から
向き合っていなかった。

って、今なら分かる。

 

そら一生に一度の家づくりを
ちっちゃな工務店の
駆け出し社長になんか
頼めねーよ

って話です。

 

僕の中で
今考えるとそれが変わった
「ターニングポイントだったな…」
というお客さんがいました。

もう時効だろうから
書かせていただきましょう。

 

それは
二世帯住宅の計画でした。

プランの打ち合わせを始めてから
契約に至るまで
2年もかかりました。

まぁー、まとまらない(苦笑)

 

まとまらなかった一番の理由は
二世帯住宅アルアルですが
親世帯と子世帯の意見が
全然、合わない。

 

お父さん
自分がこう!と決めたら
人の意見聞かない。
頑固一徹!

でも
お嫁さんも負けてない(笑)

自分の家づくりに対する夢は
絶対に妥協したくない。

 

まとまるものもまとまらない。

ずるずると
月日だけが過ぎゆく…。

 

そんな中
お父さんが倒れて緊急入院。

幸い大事には
至らなかったのですが

どうすりゃいいんだ…?

もう、どう話をまとめてゆけば
いいのか、僕は、お手上げ状態。

 

ところがそんなある日
退院して間もないのに
お父さんがアポ無しで
会社にやってきます。

「おぃ
 どーすりゃいいんだい…」

「いつになったら
 家が建つんだい?」

「まったく〇子ときたら
 ワガママばっかり言って…」

「だぃたぃ、いつも◯子は…」

「▲□%α÷☓・・・」

 

 

でぇーぃ!

 

実は
「お義父さんが倒れて…」
ってすぐに電話をくれたのは
他でもない、お嫁さんでした。

 

そして
「私がワガママばかり
 言ってたから

 お義父さん、その心労で…」
って、泣き出すんです。

「もうわがまま言いません
 なんとか早く
 話をまとめて下さい」

と。

「お義父さんには
 黙っててくださいね」

って…

Mさん
えぇ…? ◯子さん…
そんな健気なキャラだっけ?

「お義父さんには内緒で」
って言われてたのに
ついつい頭にきて
お義父さんに
言っちゃったんです。

 

そしたらまぁ…
滑稽なほど満面の笑顔で
「え?
 ◯子が心配してくれたって?」

「ウソだら???」(静岡弁)

ルンルンで帰られました。

分かりやしぃーな
お父さん(笑)

その後まもなく、無事工事着工。

 

「工務店の仕事って
 こういうものなんだな…」

考えさせられたお客様でした。

今も平和に(?)暮らして
いらっしゃるので
メデタシメデタシです(笑)

 

つづく…。

2022年02月20日

Post by 株式会社 macs

About Me

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鈴木克彦 株式会社マクス 代表取締役

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。

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