Vol. 3,872

おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です。

いやぁ…カーリング女子、頑張りましたよね。

藤沢さっちゃんは誕生日が同じなので
前から大ファン。
ただ可愛いから…という説もある。

つらそうな顔しないで
笑顔で帰ってきてほしいですね。

昨日の試合では、
解説者も
「うーん惜しいですね…」
「もう、ほんの少し…」
というコメントが多かった。

指先の微妙なタッチで結果が大きく変わる
戦術的かつ超繊細なスポーツなんだと
あらためて知りましたね。

銀メダル、おめでとうございます！

住宅でも、微妙な部分で
結果は大きく違うところ、ってやっぱある。

今日はそんなお話。

富士市の新築注文住宅「高台の家」。

深い軒の下屋が付いて
うん、いいフォルムだ！
と自己満足。

下屋は、２ｍ出ています。

雨の日や夏の暑い日は
この深い軒が効くんです。

二階の屋根も1.4ｍ出ていますが
ちゃ～んと日がさしてます。

お日様は、あったかい家の必須条件です。

あったかい家をつくるには
「断熱材」も、もちろん大事。

でも、ただ詰め込めばいい、ってもんじゃぁない。

先日も
「Ua値はいくつですか？」
「気密測定はいつもしてますか？」
「C値はどれくらいですか？」

というお客様。

若いのにそこまでお勉強されているのは
実に立派。

でも、
「数字上、Ua値がよくても、施工はどうか？」

「そもそもC値がなぜ大事なのか？」

この辺を理解していないと
本質を見失う恐れがあります。

そんなご説明をさせていただきました。

色々腑に落ちたようで
良かった良かった。

これからも、うんと勉強して
迷ったら、また戻ってきて下さい（笑）。

で、断熱に戻りますけど
上の2つの画像で気づかれました…？

この穴。

これは、換気扇を付ける穴。

24時間換気と言って
1時間に家全体の空気の半分が入れ替わる
くらいの換気量が義務化されています。

そうしないとシックハウスになる
という理由です。

シックハウスについては
極論で「怖いですよ」というのはどうかと。

それはおいといて、換気のための穴は
吸気と排気の二箇所いるので
家全体では結構な数。

木質繊維断熱材は、マット上で密度が高く
かなりしっかりしてるるので
換気用の塩ビパイプの大きさでキレイにくり抜ける。

つまり隙間なく施工ができます。

小さな部分ですが
正確な施工は、断熱性や耐久性に
後から結構、効いてきます。

グラスウールだと
なかなかこういうの難しいんです。
もちろん、必死に塞ぎますけどね。

隙間を埋めるという意味では
発泡ウレタンという手もあるけれど
熱容量が小さいし、廃棄時の問題とか
やっぱりどれでも
メリット・デメリットが有る。

そんなところまで
あーでもない、こーでもない
そんな風に考えるのは
本当に、とっても大変なんですけど

最終的に！

「なんのために家を建てるのか？」

そんな原点に立ち返るべきです。

その家で笑って暮らすこと

ですよね？
家を建てる目的って。

そこを見失わないこと。

耐震性がある家

断熱性がある家

耐久性がある家

気持ちの良い素材の家

こういうのはみんな
家族が笑って暮らすために
じゃぁどうする？
って話です。

「そだねー！」
って、お客さんと一緒に笑顔になりたい。

そんな気持ちで家を作ってます。

あ、娘からLINEだ…。

ったく…
こんなときばっかり素直（笑）。

でも、笑顔、大事。
「そだねー！」