Vol. 4,203

おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン

マクス社長の鈴木です。
僕はこんな気持ちで家を作ってます（長いですけど）。

 

昨日ブログの勉強会があり
気になって調べてみると

「365日休まず今日から！」

宣言した日から計算してみると
またどっかで数え間違えてた
らしく…日付直しました。

毎日にしてから561日目。
専務時代に書きはじめてから
だと4,203回目のようです。

 

そんなことはさておき
富士市の注文住宅からです。

玄関ドアから内部を見ています。
つまり玄関。

 

玄関に土間を打ちましたが
奥の階段の下まで
深く土間が続いています。

玄関の奥が
シューズクロークになり
階段の下もそのまま利用する
ために土間が続いています。

 

入って見てみると

青いものがハミ出ています。

 

土間を打つ前を見ると…

そう、青いのは断熱材。
床に敷き詰めいています。

 

この上にコンクリートを
打っていたのですね。

基本的にはベタ基礎の下からの
冷気の伝わりは
静岡だと無視できる範囲の
シミュレーション結果が
出ています。

大学の偉い先生のデータですが
著作権の問題があるので
ここでは割愛します。

 

すっごくマニアックな方から

ベタ基礎には全部断熱材を
敷いた方が暖かくなるのでは？

と
ご質問いただいたりしますが
ベタ基礎の下の温度は一年を通して
安定しているのと

変に断熱材を入れると
シロアリに弱くなることからも
入れないほうが良いというのが
私の考えです。

 

ただし、外周部は別。

基礎外周部は
地面に埋まっている部分も
外気の影響を受けますから

立ち上がりと底面（スカート）
の断熱は必須。

 

なので

玄関部は断熱材全部敷きます。

 

先日お客様より

「断熱すると暖かくなる
　ということは分かったけれど
　実際どのくらい寒くないのか
　体感は可能ですか？」

というご質問をいただきました。

 

正直、難しいですねぇ…。

というのも
どのくらい暖かいか涼しいかは
人によって全然違うというのと

天候によって
全くその時の感じ方も違いますし

そもそも
同じ建物が２軒隣り合ってる
とかでなければ「比較」は
できないのですから。

仮に、断熱がZEH程度でも
24時間全館暖房してる家なら

「わぁあったかぁーぃ」
ってなりますしね。

 

大事なのは
そのあったかさのために
どれ位エネルギー使ってるか

ですから。

 

数字で理屈をこねることは
出来るんですが
「体感」
は究極は住んでもらうしかない。

 

ただ、お客様からは

「寒みーぞ社長っ！嘘つき！」

と言われたことは
一度もありません。

「ウソみたいにあったかい」
ってのはありますけど…笑

 

やはりそれは
「丁寧な施工ありき」
です。

 

だいぶ成長してきた
社員大工の隆成。

 

「ここはやらしてもらいました！」

と言うくらい、木部の造作も
先輩の宮崎大工の指導のもと
やるようになってます。

 

まぁ…

基本の石膏ボードひとつとっても
まだ何度も削りながらですが。

それでも、雑にやるのではなく
遅くても丁寧、ってのが正解。

 

早く、正確、になったら一人前。
ガンバレ

 

今日は阪神淡路大震災から28年。

マクスも半数は、リアルには
知らないスタッフになったことに
あらためて驚き。

家をたてるのが仕事の我々は
絶対に風化させてはいけない教訓。

 

暖かくて丈夫な家。
当たり前ですけどこれからもしっかり
作り続けてゆかなければならない。