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社長ブログ

この地で育てられた四代目です

シックイ外壁をひび割れさせないための工夫

Vol. 4,192

おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン

マクス社長の鈴木です。
僕はこんな気持ちで家を作ってます(長いですけど)。

 

昨日は能登で震度4の地震が
あったみたいですね。

北国では
屋根に雪が載っている時に
地震が来ると、

そうでないときに比べて
建物への影響が
数段大きくなります。

 

頭でっかちな子どもが
ひっくり返りやすいのと同じです。

瓦が敬遠される理由でもあります。

 

でも、大事なのは

「屋根が重くても、ちゃんと
 その荷重に耐えられるように
 構造計算すればいい」

だけです。

 

 

静岡は雪が降らないので
恵まれていますが
太陽光発電を載せてるのに
その荷重を検討しないって
いいのかな???
ってことです。

地震をなめちゃだめですよー

 

日本で一年間に起きる有感地震て
1,000~2,000回って言われます。

毎日何度か、どっかで
揺れてるわけですね。

 

でも実は、木造住宅って
前を走る車とか
風の影響で
毎日、微妙~に
揺れているってご存知ですか?

もちろん、感じない程度の
微妙な揺れですけど。

 

そうすると…
ってお話です。

 

こちらは富士市の注文住宅の現場。

一階の外壁は燃えない木の外壁。

そして二階は高知のシックイです。

 

シックイは美しいですが
シックイそのものは
強度が全然足りませんから

しっかりとモルタルで
下地を作らなければなりません。

ちなみに、モルタルとは
砂とセメントを混ぜて
固めたものです。

 

うーん、軒が深くて素敵。

 

ってその話じゃなくて
モルタル。

モルタルって、必ず硬化する時に
収縮するんです。

だから、ヒビが生じる。

 

下地のモルタルにヒビが入れば
仕上げのシックイは絶対に
モルタルに追随して割れます。

 

 

それからモルタルは
上で書いた通り
常に揺れてるから
やっぱりヒビが出やすい。

 

そして、木造住宅は
木そのものが湿気を
吸ったり吐いたりで

季節によって収縮するので
やっぱりやっぱりヒビが…

 

なので昔から

どうしたらヒビが入らないか?

というのは左官屋さんが
頭を悩ましてきたわけです。

 

昔だと
すさと呼ばれるワラや麻を
材料に混ぜたりして。

 

最近はめっきり
「合成樹脂」を入れて
固めるのが主流。

本物のシックイって減っちゃった。

 

でも、合成樹脂は劣化します。
最初は強いけど
耐久性に難あり。

 

そこで、合成樹脂に頼らなくても
ヒビが入らないように…

モルタルを塗る際に
グラスファイバーのメッシュを
一緒に塗り込みます。

こうするととても割れにくい。

 

今のところ
この工法がやっぱり一番かなぁ…。

 

とにかく
地震に強く 
耐久性があること

これ、何より大事!

About Me

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鈴木克彦 株式会社マクス 代表取締役

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。

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