Vol. 4,121

おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です。
僕はこんな気持ちで家を作ってます（長いですけど）。

野球は全然詳しくないんですけど

ヤンキースでメンタルコーチが
選手に見せたビデオが
昔大逆転負けしたシーンだった

ってことで大炎上！
みたいなニュースを
見かけましたけど…

マスコミって「炎上」って
言葉好きだから
ちょっとざわついただけで
「大炎上！」とか書いてるん
じゃないのぉ～？

アメリカでは全然
騒がれれてなかったりして。

まぁ、メンタルコーチは
選手を鼓舞するために
見せたんでしょうけど

逆に「ズーん…」と逆効果
なんてこともあったんでしょうね。

人を動かすって難しい。
自分自身でさえ思い通りに動くため
には強い決意が必要なんですから。

こちらは富士市の新築注文住宅。

若手社員大工の一人
隆成が大工工事に励んでおります。

マクスに入社して３年。
だいぶ大工らしくなってきました。

喋るとまだまだ「子ども…」
って感じてしまうんですけど
それは私が隆成のお母さんと
同年代なのだから仕方がない（笑）

今は国交省の補助事業でもある
大工育成の勉強会に同僚の康佑と
参加しているので

大工の知識と技量を深めてくれる
ことに期待です。

ヤンキースコーチではないけれど
どう育ててゆくか
これはとても難しい問題です。

一昔前の職人と言えば
親方に弟子入りし
「目で見て盗め」
とばかり

何も教えられずに下働き。

出来ないと怒られ

考えて手が止まっていると
物が飛んできて

間違えると頭をひっぱたかれ…

これは、今の時代・今の子には
「明確に間違い」
昔が良いなどというのは
懐古主義にすぎない。

女性ならなおさら。あり得ない。

ちゃんと教えもせず、
目標を与えて育てもせず、
怒ってばかりで、
出来ないと「お前向いてないよ」
なんてのは…

完全に教える側の能力不足。

人間性不足と言ってもいいかな。

残念ながら未だ多いと聞きます。

建築業は、
キツい
汚い
危険
の３Kなどと言われて久しい。

けれど、

キツい仕事の後の
サウナとビールは最高だし

汚くよごれたって洗えばいーの
手を黒くして汗を流すことは
すごく尊いって
実際に汗だくになればわかる

そして危険は出来るだけ
現場みんなで安全管理に努め、
その上で高い所に登ってゆく姿は
カッコいい！
ニワトリと一緒で高いところが好きってわけじゃないのだ！

マクスの社員大工は
「多能工」
として住宅建築に関する
広い知識と技能がある

というのを目指しています。

「社員大工が左官をやる意義」

で以前書かせていただきましたが
それが一人前への一番の近道
そう私は信じているからです。

大工だけではなく
マクスでは昔から現場監督も
職人たちと一緒になって現場で
汗を流すし

だから施工だってかなりできちゃう。

女性スタッフだって事務所に
閉じこもっているだけではなく
塗装を手伝ったり
現場でワックスを掛けたり…

なんかそんなときのほうが
むしろかがやいてる（笑）。

社長の私も
設計だけでなく実際に汗を流す
ってことが…
あー僕の場合はただ好きなだけかぁ？

ま、社長はでんと構えて
社長業をしてろ！
ってのが正解なんでしょうけど。

とにかく、スタッフ全員で
現場で汗を流すことこそ
いい家づくりの本質！

って、マクスは考えてます。

だって
お客様に喜んでもらった時
その方が嬉しさは【何倍】
にもなるもーん！

それこそ、やりがい！

そんなふうに思ってくれる人とだけ
これからも一緒に働いてゆきたい。