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社長ブログ

この地で育てられた四代目です

コンクリートも杭も使わない地盤改良とは

Vol. 4,120

おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です。
僕はこんな気持ちで家を作ってます(長いですけど)。

 

ビジネスホテルの朝食がビュッフェ
だとついつい食べすぎますね。

ダイエット中じゃないんかいっ!
って我ながら思うんですけど。

 

そして、すごくたくさん取って
思いっきり残している人見ると

『恥ずかしい人…』

と思ってしまいます。

 

昭和育ちの私は
給食残したら昼休み無し
と育ったので

偏食が多く野菜嫌いな私は
いっつもビリで居残り
本当に給食が苦痛でした。

 

今は嫌いなものは食べなくていい
食べられなければ残していい

給食は随分様変わりしている
みたいですけど

なんかどっちも違和感。

残して捨てるのはダメ!

これは正しいと思うし
子どもたちに昔から言っていた
昭和なオッサンです。

 

 

解体工事をして残っちゃ困るもの。
それは

(くい)

杭が残ると悔いも残る

なんてしょーもないダジャレ
は置いといて
けっこう大変な問題なんです。

 

昨日の続きで沼津市の
新築注文住宅からです。

 

こんな感じで
深い通路のようなものが
できました。

 

そこにシートを敷いて…

 

謎の箱を並べてゆきます。

 

変な箱。

 

中は空洞です。

 

そして
この箱を先程のシートでくるむ。

 

実はコレ、地盤改良です。
【スーパージオ工法】
と言います。

 

地盤改良には色々あります。

軟弱地盤が浅い
つまり表層のみ柔らかい場合

【表層改良】が一般的。

表層の土とセメントを混ぜて
固めます。

メリットは簡単で比較的安価。

デメリットは土壌汚染。
最近のものは
「六価クロム対応セメント」
なので影響は僅かと言われます。

 

もう少し軟弱地盤が深いと
【柱状改良】が一般的。

ミルク状のセメントを
重機のドリルの先端から出しながら
撹拌して地中に
コンクリートの柱
をつくるイメージ。

メリットは汎用的で長期の安心

デメリットは…
今日の【残る】のお話で後述。

 

軟弱地盤が10m以上深いと
【鋼管杭】が一般的。

鉄の杭を打ち込みます。

メリットは軟弱地盤が深くても
安定した地盤が作れること。

デメリットは高額。
このお宅でも当時400万以上
かかったはず…。

 

そしてもう一つのデメリットが
前述の柱状改良と同じ
【残る】と困る
なんです。

 

どういうことか?

住宅の解体時
地中に埋まった杭をどうするか?
が問題になります。

 

今まで問題にならなかったのは
地盤調査や地盤改良が
4,50年前は住宅では
一般的でなかったから。

今後はどんどんこの問題が
表面化するでしょう。

 

土地を売り渡す際は
「更地渡し」
が多いですが

地面の中にコンクリートや
鉄の杭が残っていれば
それは

産業廃棄物

となります。

法的には売主側に撤去義務
があります。

 

杭を抜く専門の業者もあるのですが
かなり高額です。

 

軟弱地盤の補強のための杭
なんだから
次に家を建てる時には
そのまま残しとけばいいじゃない?

と思うかも知れませんが
万が一建物が傾いたときのため
に入る【地盤保証】という保険
では

古い杭での保証は不可能です。

保険会社も強度が担保
できないものでは
保証に対するリスクが高すぎ
ですから。

 

このようなリスクもあるので
建物を長く残す
【耐久性】というのが大事
なんですが

それでも、50年60年先の
子孫に杭も悔いも残さない
ための選択を

今回のお施主様は選択された
というわけですね。

 

じゃぁなぜ

こんな謎の箱が
杭の代わりになるのか?

本当に大丈夫なの???

 

長くなりましたので
それはまた次の機会に。

ブログが長すぎてゴールに
たどり着けなかったことは
やや悔いが残る私…

About Me

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鈴木克彦 株式会社マクス 代表取締役

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。

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