ロフトへの固定式階段
Vol. 3,941
おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です。
僕はこんな気持ちで家を作ってます(長いですけど)。
え?5月ですか?
は?連休?
いやぁ…知らんかったなぁ…。
ぐすん…(涙)
本日は富士宮市の新築注文住宅の現場から。
階段ができていますね。
一階から二階へ上がると…
あれ?
まだ階段がある。
裏側を見ると、丁寧に作り込まれています。
こんなクサビを打ち込んで
ガッチリ固定します。
その階段を上ると
そう、ロフト階です。
ロフトは天井の高さが1.4mまでしかダメ
ですから、中腰なんですけど
「直下の階の1/2を超えない」
面積までは、ロフトにしてOKです。
このお宅の場合ですと二階建てですから
最上階のロフトの直下の階は2階。
2階には吹き抜けがあるので
それらを除いた床面積の半分を超えちゃぁ
ダメよ、という「法律」です。
私が建築を始めた頃は
「1/8」を超えちゃぁだめよ
というのが法律でした。
そう、法律って変わるんです。
ちなみに、今はどうか知りませんが
いろんな県に行ってその工務店と話をすると
「ロフトへの階段は固定式はNG」
という自治体が結構ありました。
はぃ、不思議に思うかもしれませんが
自治体によっても法律って変わるんです。
安全性に関することが自治体によって違うって
なんか変な感じがしますが
実際にそうなんだから仕方ないですね。
階段以外にも、防火の規定とかも
「この県はいいけど、この県だとだめ」
って結構あります。
上下水道の工事や申請の決まりなんか
静岡県でも市町村でかなり違いますし。
建築って、そんな決まりごとの中で
色々頑張らないとなんです。
そして、雨などの都合で工期がずれると
夜間休日も頑張らないと…なんです。
うぉーっし、今日も行ってくるか!
意地でも間に合わせますからご予約を(笑)。
2022年05月01日
Post by 株式会社 macs
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。