蹲踞と灯籠って読めますか?
Vol. 3,940
おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です。
僕はこんな気持ちで家を作ってます(長いですけど)。
本日は七十二候が変わる日。
5日ごとに変わる七十二候と共に綴る
「びお静岡東部版」は…
こんなネタを(笑)。
家づくりと関係ないネタを
5日ごとに上げるのは大変ですが
季節とともに変わる七十二候を意識すると
「日本てやっぱり四季が美しい国だな」
と感じられますね。
そして私のブログでは…
昨日に引き続き富士宮市の
布屋呉服店さんの建替え工事現場から
バタバタの仕上げ工事風景を。
大工と一緒に木のフェンスを作りました。
まだ仕上げ塗装前ですが
フェンスを作ると建物がグッと引き締まります。
そんなフェンスは
やっぱりアルミの既製品じゃなくて木が素敵。
もちろん、腐るとメンテが大変ですから
マクスのウッドデッキ同様に、
「めっちゃ腐りにくい加工」をしています。
(スマホで画面切れちゃう方はこちら)
木のフェンスの向こうには
シダレザクラが見えます。
内側から見てみると…
こんな感じ。
呉服屋さんなのでいつもより
「和」を強く意識した造園にしました。
で、いきなり問題です!
「蹲踞」とか
一文字で「蹲」とか書きますが
読めますか?
では「灯籠」は?
これは読める方多いでしょうか。
蹲踞は、「つくばい」と読みます。
灯籠は、「とうろう」ですね。
手前の丸い穴が空いているのが蹲踞。
奥の立体物が灯籠。
蹲踞の「蹲」は「しゃがむ」の意味。
「踞」は「中腰になる」の意味。
もともとは
茶室に入る時に手を清めるための水鉢で
低い位置にあるのでかがむから
この名前になったのでしょう。
「蹲」は、「蹲う(つくばう)」とも書きます。
はいつくばう、は這い蹲う
と書きますね。
「つくばう」は、「平身低頭する」こと。
転じて「礼」を示すようになります。
相撲の「そんきょ」の礼は「蹲踞」で
「つくばい」と同じ字です。
灯籠は文字通り「灯り」の「籠(かご)」。
中に火を灯します。
ちなみに、丸い穴が空いているのが見えますが
太陽が登る方向で東に向けます。
反対側は月で…
あ、写真撮り忘れた…
バタバタだなぁ…(反省)。
また撮ってきます。
こちらも見学会前で結構バタバタ…(汗)。
2022年04月30日
Post by 株式会社 macs
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。