Vol. 4,441

おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン

マクス社長の鈴木です。
僕はこんな気持ちで家を作ってます（長いですけど）

本日は富士市の注文住宅現場から。

ぱっと見で
どこを作っているか分かったら
あなたは建築士です。

はぃ、社員大工たちが
どこを作っているかと言うと

玄関の庇を作っていました。

庇を「ひさし」ってちゃんと
読める人が少なくなるくらい

昨今は住宅で重要視されなく
なってしまっていますが

もーのすごく、大事ですから。

軒（のき：屋根の出ている部分）
や庇は、梅雨や秋の長雨がある
日本の風土から生まれた
先人の知恵です。

深い軒や庇は
雨から建物を守り劣化を遅らせ
夏の凶暴な日差しを
やわらげてくれます。

雨の日に玄関で傘をたたんで
鍵を出している間に
ずぶ濡れになる…

なんて嫌ですからね。

玄関は濡れずに入れませんと。

柱を立てて大きなポーチを作って…

というのが理想ですけど
敷地の都合でポーチの柱を
建てられない場合も多く

そんな時は
こちらのお宅のように
構造材の梁を跳ね出して
庇を設けています。

もちろん、その分は耐震性に
微妙に影響するので線荷重として
構造計算に加算しています。

と、これは一般の方は
知らなくてもいいことですが。

こちらは窓の上の庇。

使い続けてきた木質繊維断熱材が
日本から無くなってしまい

グラスウールの付加断熱仕様が
多くなったため

20cmの庇では足りなくなり
30cmの庇にしました。

付加断熱に埋もれてしまうので
実質の見た目は20cmですが

窓の位置からすると30cm
あるので、夏の日射遮蔽には
プラスになりました。

総アルミ製で強度も耐久性も
バッチリです。

スダレも吊るすことが出来ますね。

良いものを見つけて
積極的に使ってみるのは
私の家づくりのスタンスです。

もちろん、最初に使う際に
「使い続けて大丈夫か？」
と十分吟味はしますが。

モールテックスやモルタル造形
など施工が絡むのは
最初はテスト的に施工費は
無料でやってました。

今もほぼサービス…
って感じですが。

実は昨日から
マクスの新人は全員強制の

【一ヶ月間の鬼合宿】

に社員大工のユウヤと
女性現場監督のミサキが
那須塩原に行っています。

ユウヤは左官を
ミサキはタイルを学びます。

今もマクスの珪藻土の施工費は
お安くしておりますが

当分の間はミサキのタイル工事は
無料キャンペーンですな…笑

ユウヤ＆ミサキ、がんばれよー！
監視カメラで見てるからなー　爆