Vol. 4,355

おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン

マクス社長の鈴木です。
僕はこんな気持ちで家を作ってます（長いですけど）。

私の仕事スペースは事務所の2F
なのですが、入口で…

ここを見て、今日のネタを
思いつきました。

こちら、以前の現場からですが…

設計の祭ちゃんが見ている先

ココ！

ココが本日の大事な所。
（携帯の方は拡大して見てください）

アップして指差します。

ここも。
何かお気付きですか？

ここも。

ここも。

窓やドアの角、全部。

もうおわかりでしょうか？

はぃ、下地の石膏ボードを
青い形で貼っているのです。

こう切った方が全然楽。

石膏ボードは
このように定規を当て
電動丸ノコで切ります。

真っ直ぐ切るのは簡単。

左のように少し切り欠くのは
のこぎりで。これも簡単。

でも、右の様に切り欠くのは
同じようですごく面倒なんです。

でも、なぜ面倒くさいのに
わざわざそうしているか？
と言うと…

はぃ冒頭の写真。

アップすると…

ひび割れがありますね。

これは、先程の写真で言えば

この様に切っているから。

木造住宅って、風や車の振動で
体には感じませんが
微妙に揺れています。

そして、これからの時期
湿度が高くなれば
木が湿気を吸って伸び

また冬になれば乾燥して
木は縮みます。

こうして、家って動きます。

窓やドアの開口部の角は
「応力」と言って
力が集中します。

その部分を今回ご紹介した
ように、ひと手間かけて
下地を作ってあげると
ぐっと割れにくくなります。

出来上がると
見えなくなってしまうのですが

こういう部分を
丁寧に作るかどうかで
家がどれだけ長持ちするかが
決まります。

こういう部分の積み重ねが
家づくりなんですね。