Vol. 4,219

おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン

マクス社長の鈴木です。
僕はこんな気持ちで家を作ってます（長いですけど）。

昨日は娘の高校入試。
本日は面接なんだそう。

生まれた当時、生死をさまよって
集中治療室に3ヶ月半も
入院していたので

「生きててくれさえすればいい」

そう心から願っていたけど。

うーん
もうちょっとだけでいいから
勉強できたらなぁ…
と思うのは完全に親のエゴですな。

遠いし道路は凍ってるかもだし
ってことで送迎しましたが

帰りに
「めっちゃ難しかったぁ～」
と。

お疲れちゃん。

「お昼何が食べたい？」

と聞くと

「コンビニ！」

なんでやねん！
と思いつつコンビニに入ると
お菓子コーナーへ…

「なぃ…」「おかしいな…」
「今日からのはずなのに…」

「ニジサンジの
　コラボチョコがない！」

ちょ…何言ってるか
よくわからないんですけど！

「あ！あったぁー！」

「えー！でも
　あたしの『推し』がないwww」

もう完全に理解不能。

理解しようとするのをやめました。

というわけで前置きが
やたら長くなりましたが

娘の、ではなく、私の
住宅の外壁の『推し』のお話です。

富士市の注文住宅からです。

やられたぁーwww

左官職人にシックイ塗り
終わらされちゃった。

施工風景を動画に
収めたかったんですけど。

現場ばっかり行っていると
事務仕事が溜まる一方なので
程々にしないとなんですけど

やっぱ現場は楽しいんすよねー。

この質感が好きです。

高知県の本物のシックイです。

シックイって何？
というと

「貝殻です」

が、実はけっこう良い答え。

シックイは産出される石灰岩
から作られます。

石灰岩を焼くと
酸化カルシウム
になります。

こいつに水をかけると…

スマホで画面が切れる方は
YouTubeのこちらのページで

そそ、あの紐を引くと
熱くなるお弁当がまさにこれ。

水と反応すると
水酸化カルシウム
になります。

これがシックイです。

シックイは施工後
空気中の二酸化炭素を吸いながら
酸化の逆、【還元】をしながら
炭酸カルシウム
に変化して固くなってゆきます。

この炭酸カルシウムは
貝殻と同じ成分。

貝殻って紫外線で劣化して
ボロボロになったりしませんよね？

貝塚から古代人が食べた殻が
出てくるくらいですから。

てことは…

そうです。
外壁に使うと、メンテナンスが
すっごく楽なんです。

これが私の『推し』の理由です。

最後に、ちょっと古いけど
施工の様子です。
見にくくてすみません。
（だから撮り直したかったんです）

スマホで画面が切れる方は
YouTubeのこちらへ