Vol. 4,105

おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です。
僕はこんな気持ちで家を作ってます（長いですけど）。

 

やっと最後まで到着した！

「契約した途端に
　わき起こる４つの不安」

の最終回です。

 

1つ目の不安は

「高すぎるんじゃないの？」

って周りの人から言われた時
どうする？ってお話でした。

 

2つ目の不安は

「完成までに追加がいくら？」

ローンの契約は終わってるし
追加・追加で何百万とか
出たら払えなくなっちゃう！

 

3つ目の不安は

「トラブルなく建つんだろうか？」

クレームとか最悪は裁判とか
そんな事になったらどうしよう？

と書かせていただきました。

そして最終回の本日は…

ってこと。

 

これ、思うんですけど…

ここ最近の10年ほどで
特にそう不安に感じる方が
増えたなぁ…って思うんです。

なぜか？
そうです。
InstagramやPinterestなどで
情報量が圧倒的に増えたから。

 

私がマクスで働き始めた頃
もう20年以上前ですが
本当に簡単な図面で契約し、
お施主様でも現場に来るたび

「へぇ～
　こんなふうになるんだぁ…」

みたいな
今思うと非常に牧歌的な家づくり
の時代でした。

 

住まい手側もそれを楽しめたし

つくり手もそんな喜ぶお客様を
見て「創る喜び」を感じてました。

 

でも、これだけ色んな情報が
出てくると

「あれもしたい、これもしたい」

はもちろん

「これは失敗だった」
とか
「後悔ポイント10選」
とか

ホント、マイナスの情報も
多いんですよね。

 

図面やカタログの情報だけでは
完成形を頭の中で完璧に
思い浮かべることなんて
やはり一般の方には無理。

そうすると、作りながら

「ここはこうなるのか…
　じゃぁ前にインスタで見た
　これやりたい！」

とか

「こんな雰囲気になるのか…
　じゃぁここの色や素材は
　Pinterestで見たあれだよね」

って感じ。
そうなるのが人情。

 

ネットで見たあれこれが
頭の中にいっぱいあるけど
まだうまく形にできないし…
上手に伝えられていないし…

でも
契約したから
現場は始まっちゃうしwww

たしかに、心配だぁ（苦笑）

 

実際、
完成までの詳細が全て決まっていて
一切変更なく終わる

とすれば

現場って本当に楽なんです。

 

決まっていないと進まないし
変更があったら手戻りが生ずる

ハウスメーカーは下請け孫請けと
伝達過程でこの変更に混乱が
生ずるので、

全て決めてからでないと
始めないし
始まったら変更できない。
（変更には面倒な手続きが必要）

売建てや規格住宅は
変更を無くすことで
コスト管理を徹底します。

 

それくらい、つくり手にとって
追加や変更は大変。

けれど、
かの堀部さんでさえ
やっぱりあるんです（苦笑）。

9分くらいがそのあたり…
スマホで切れちゃう方は
YouTubeのこちらでどーぞ。

 

結局、これからの家づくりの
進み具合に
不安が先立つのか…
楽しみが膨らむのか…
それって住まい手とつくり手の

信頼関係がすべて

だと思うんです。

 

大工や監督や職人たちに
「ご苦労さま」「ありがとう」
って、ぜひ言ってあげてください。
頑張ってますから。

スタッフも職人も
「こんないい仕事ができて嬉しい」
って思ってるんです。

職人て誰でも出来るような
簡単な仕事より
難しい仕事のほうが燃える！
そんな奴のほうが多いんです。

マクスのスタッフや職人衆は
特にそんなのが多いんですよ。

 

「このお施主さん
　なに言い出すかわからんぞ…」
ってクレームに怯えながら
仕事するなんて最悪ですからね。
誰もそんな仕事したくない。

 

信頼関係さえあれば
動画にあるように

「もっとこうしよう！」

って
お互いに出てくるはずなんです。

家づくりって幸せの総体ですから！