屋久島の杉の床
今週も裾野市の新築注文住宅現場からスタートです。
設計の祭ちゃんと現場チェック。
祭ちゃんの後ろは、外壁にも使われているウエスタンレッドシダーのデザインパネル。
アングルを変えると、下はまだオイルを塗っていない部分。
オイルを塗りと、こんな感じの濡れ色に仕上がって、ぐっと艶っぽくなります。
そして、床板は、屋久島の杉板。
と言っても、屋久杉ではありません。
屋久杉とは、屋久島の標高500mを超える山地に自生している杉を指します。
屋久島の杉の原生林は特別天然記念物ですから、伐採して床板にしたら捕まります。
屋久島にも、天然林ではなく、人工林、つまり植林されている杉があり、「屋久島地杉」とあえて屋久杉とは分けてそう呼ばれます。
ただ、この屋久島地杉、厚み3cm、幅は何と21cmもあり、土壌の関係でしょう、こちらの杉よりも褐色っぽさが強いです。
冒頭の写真はまだオイル塗装する前ですから…
はぃ、オイル塗装した屋久島地杉の床板を見たい方は、完成見学会へどうぞ。
2021年04月05日
Post by 株式会社 macs
About Me

鈴木克彦
株式会社マクス 代表取締役
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。