基礎断熱の施工
本日は、富士市の新築注文住宅の現場から。
以前の【コンクリート一体打設の基礎の意味】というエントリーでの写真ですが、
コンクリート打設完了。
写真のアングルが逆ですが、地中梁は地中にある梁、ですから当然見えなくなっています。
上の写真2枚を見ていただくと、外周部のみ、水色で、内部は金属製なのがお分かりいただけると思います。
これは一体打設時に、外周部の内側の5cmの断熱材が、型枠を兼ねているからです。
マクスの建物の基礎断熱の必要厚さは10cmですので、あとから5cmを足します。
施工上、10cmの断熱材が使えないため、後から足しています。
さらに、内側の基礎の折り返し部分も断熱し、底版(耐圧盤)の外周部も断熱します。
スカート断熱と言います。
社員大工の宮崎が得意げな顔をしていますが、立上りの断熱の上部には、さらに蓋のような感じで断熱。
こうすることで、計算上は出てこない、2cmの気密パッキンからの熱の伝わりを防ぎます。
【基礎断熱と床下断熱の違い】というエントリーで以前書いておりますが、
こんな感じでシミュレーションをすると、こういう細部が効いてくるのが分かるんです。
2021年02月24日
Post by 株式会社 macs
About Me
鈴木克彦
株式会社マクス 代表取締役
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。