伊豆石の基礎
本日のブログは伊豆の国市から。
以前にも、土地の測量に行った事や、間違い探しでも登場させていただきましたが、工事が始まる、その伊豆の国市の現場へ、富山から修行に来ている御曹司沢本勇太と、測量にいってきました。
解体が終わって更地に。
プラン上、あたってしまうけど、もったぃないので、このモクレンは残そう、とか、
解体工事には色々ありますが、工事前に私がお施主様にご提案したのはこれ。
解体前の既存建物の基礎に使われていた伊豆石。
すごく丁寧なお仕事。
沢本のブログを見ると、解体中の基礎の様子から、伊豆石がどの様に使われていたのかが分かります。
伊豆石とは、古くから伊豆半島で採れる石で、硬い安山岩系と、柔らかい凝灰岩系があります。
家内の実家(西浦)付近にも、伊豆石の塀や蔵がたくさん残っており、私のイメージでは、柔らかい安山岩系が多いです。
あなたと越えたい、旧天城トンネルのアーチや側壁部分、
それから、世界遺産にもなった伊豆の国市の韮反射炉の炉体外部、
にも使われており、江戸城の修築にも使われたそうです。
せっかくだから、アプローチとしてこの家の記憶を残そうとご提案。
うーん、けっこうあったね(汗)。
また、ドキドキワクワクの新しい家づくりが始まります!
2018年04月05日
Post by 株式会社 macs
About Me

鈴木克彦
株式会社マクス 代表取締役
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。