見学会中止なのに混雑
本日は、静岡市蒲原町のお宅から。
自然室温で暮らせることを目指す「びおハウス」です。
先日、こちらのお宅の見学会の中止をお詫びさせていただきましたが、それでもお引渡しが近づき、現場は各職人が沢山入り、独特のピリピリしたムード(下の写真では大工が一人写っているだけですけど)。
現場監督をしていた頃は遠い昔ですが、完成が近付くにつれて、
「いよいよ!」という高揚感と、
「お施主さんが喜んでくれるかな?」という期待感と、
「最終的な完成度は大丈夫かな?」という緊張感と、
「うぉぃ、工期間に合うんかいっ!」という不安感と、
色んな感情が入り混じり、なんとも言えないカオスな感じ。
嫌いじゃありませんけど(笑)。
TVボードの後ろにレッドシーダーの化粧板を貼ったのですが、
指示は天井まで。
でも、社員大工の宮崎が、
「天井まで貼ると、くどくないですかね?」
うーん、たしかにくどいかも…。
とりあえず、黄金比になるところまで貼って様子を見ようかと。
あと、照明はやっぱこっちの方がいいよねぇ…。
ごめん、壁、一階剥がす?
「えぇえええええええええええええええ!」
こんな事やってるから工期伸びるんですね。
まったく…(反省)。
こちらは、ダイニングの上の棚。
指差す部分、コードが出ています。
小型のダウンライトで壁を照らそうと。
ただ、コードを「どこ通すんだ?」が問題で、
他が杉の集成なので、フラッシュの突板だと、ちょっとここだけ寂しくなっちゃう…。
薄い板に薄型ダウンライトのはめ込み口を作り、更にコードを抜く溝を彫って、この溝は施工後に埋め木。
「これ超大変でしたよぉwww」とか大ブーイングでしたが、
「大変じゃなきゃ仕事じゃねーだろ!ハッハッハ!」
と水戸黄門みたいに笑ってすませます。
ここで本気のトーンで「文句言うなっ!」とか言うと、現場全体の雰囲気がガンッ!と落ちるのがこの時期の特徴。
そんな微妙な空気感、やっぱり嫌いじゃないです(笑)。
みんなラストスパート、頑張れ!
俺は明後日の焼津みなとマラソンを頑張る!(オィ)
2018年04月06日
Post by 株式会社 macs
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。