三島市 木造三階建ての「びおハウス」着工
「びおハウス」って何ですか?
とよく聞かれるのですが、きまった形があるわけではなく、ましてやフランチャイズでも規格住宅でもありません。
「びおハウス」とは、自然室温で暮らせる家を目指し、マクスが加盟する町の工務店ネットのメンバーで考える、これからの家づくりの一つの考え方です。
きまった形はないので、富士市の平屋の家があったと思えば、三島市で始まっているのは、木造三階建てです。
さっそく現場風景をご紹介させていただきます。
重機がたくさん入っていますが、これは、地盤改良工事をしている所です。
地盤調査の結果、残念ながら、深さ約3m弱のところまで、軟弱な層があるため、地盤補強工事をすることになった次第です。
ただ、この工事によって、万が一建築後に建物が傾くようなことがあった場合には、全額工事費が出る保険に入れるので、その意味では安心代、と言えるのかもしれません。
(と言っても、お施主様にとっては痛い出費には違い有りませんが…)
構造計算を終えた建物の基礎と照らし合わせ、地盤補強ポイントを決定。
ドリルでグリグリ堀ながら、セメントミルクと撹拌して、地中に杭状の堅い塊を作ってゆきます。
工事の様子は、現場監督ブログで城内監督もご紹介しておりますので、興味がある方はご覧下さい。
また、以前に作った動画も貼り付けておきましょう。
で、頑丈な地盤が出来たら今度は、
頑丈な基礎。
暑い中頑張る職人に、
「マクスさんの基礎はいつも頑丈すぎない?こんなにやるとこないよぉ?」
と言われたりしますが、私も故意にオーバースペックにしているわけではありません。
耐震等級3(建築基準法の1.5倍)で構造計算をすると、基礎もこうなるわけで…
などと体感温度が上がるくどい説明を職人にもして、頑張ってもらいます。
現在の写真は、白蟻防止効果のある防湿シートを敷いた上に、捨てコンクリートという、施工をしやすくするためだけの、強度には関係ないコンクリートを流した状態です。
施工がしやすければ当然精度も上がり、構造計算通りの強度を出せます。
本日ご紹介したのは全て見えなくなる所ですが、見えなくなる所ほど大事です。
再来週には、いよいよ上棟。
構造見学会は予約制で行う予定です。
2013年07月23日
Post by 株式会社 macs
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。