骨から矯正 リノベーション
子供達は今週から夏休み。
邪魔者が増えますが、張り切って参りましょう!
本日も、富士宮市のリノベーションの現場風景をご紹介させていただきます。
お!屋根が無い!
そうです。
屋根は、そっくり解体してしまいました。
二階の左側部分は材木の色が白いですが、ここは新しい梁で、ベランダ部分に屋根が伸びてきて、雨が降っても洗濯物が濡れないように変更しています。
写真を見ると、屋根なのに床があります。
上の写真は、屋根解体前に、二階から天井裏を見上げた所です。
この写真は、アングルが違いますが、こんな感じで、小屋裏の軒の高さの部分(二階の天井部分)に、新しく床が出来ました。
別に三階建てにしようというのではなく、先週末にもご紹介させていただいた通り、耐震性を高めるために、水平構面を作った所です。
さらにこの上には、24cmの木質繊維電熱材も載るので、その下地も兼ねています。
そして、再び新しい屋根を作っています。
既存は複雑な寄せ棟でしたが、新しい屋根は、次世代パッシブソーラー「そよ風」システムの集熱面にもなるため、シンプルな切り妻屋根にしています。
右手前は一階の下屋の屋根ですが、既存では、四寸、五寸、五寸五分と、三種類の勾配が混在していたため、建物の全体のバランスも考え、この下屋部分の屋根も一度解体して、勾配を合わせています。
骨組みから整体矯正し、美しく頑丈な建物に生まれ変わるような工事をしています。
まさに、お化粧直しのリフォームではなく、建築当初よりも性能を上げる(断熱性・耐震性・居住性を飛躍的にアップ)、リノベーションです。
見た目は楽しそうですが、現場は暑さとの闘いです。
頑張れっ!
2013年07月22日
Post by 株式会社 macs
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。