プレゼンテーションはラブレター
本日は、こんな現場風景をご紹介させていただきます。
写真は、何度かご紹介させていただいておりますが、地盤調査です。
この土地に建物を建てるとしたら、地盤補強が要るのか要らないのか、要るならどの程度で、幾らくらいかかるのか、それを調べる試験です。
昨日は地盤補強の様子をご紹介させていただきましたが、こちらの現場は幸いなことに、「補強無しの通常のベタ基礎でOK」の判定でした。
さっそく計画は進み、プランニングとなります。
写真でも分かると思うのですが、敷地の向こう側は一段下がっており、その向こうには豊富な緑が…。
これは、向こう側に開けたプランを作る以外に考えられません。
お客様の打合せ前にダッシュで書いた一枚のスケッチ。
時間が無く、寸法線も部屋名も入っていませんが、そこは一生懸命ご説明。
さらにその先に進みましょう、ということになり、
そうなると、もっと分かりやすく、内容の濃いプレゼンテーションをしなければなりません。
しかも、出来るだけ短時間に…。
その時のために、私のアシスタントとして、新入女性スタッフで二級建築士の遠藤をビシビシしごいて参りました。
こちら、遠藤が練習用に作った模型。
アラが目立たないように撮影(笑)。
プレゼンテーションの資料は、ググッと濃い内容で、「こんな家を作りたいんす!」という想いをぶつける真剣勝負。
以前、依頼があって何回かお邪魔した中学校の職業講話で、
「相手に何か伝えるって、大事だよ。
『気持ち』を伝えるのは、簡単じゃない。
とっても難しいし、頑張ったって上手くいくとは限らないよね。
携帯メールのラブレターより、汚くても一生懸命な手書きのラブレターの方が嬉しくない?
プレゼンテーション、って、『プレゼント』だと思って、僕はパソコンじゃなくて手で書いてます」
なんて、偉そうに話したことがあります。
だから、プレゼン資料は手書き。
ただいま、『スーパー!』な、熱く、魂込めた、想いよ届け!ってな感じの資料を全開バリバリで作成中です。
気分は…
『オレにまかせなっ!』
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。