造作仕事でトメを納められれば一人前の大工
夢は引き潮 想い出も
潮風と逃げてく 出船街
ブイの宿命か
浮いては沈んで流されて
すがりつく恋心
別れても離れても愛してる
もう一度 逢いたい
2024.1.11 Vol. 4,562
おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です。
八代亜紀さんがお亡くなりに。
もう一度あの歌声が聴きたいなぁ…
あの歌はプロ中のプロですもん。
マクスの大工も
「八代亜紀レベルを目指せ!」
って感じです。
現場は富士市の注文住宅から。
階段下のスペースも使って
ファミリースペースを作ります。
その階段の手すりを工事中。
手すり壁の一番上、手が触る所を
「笠木(かさぎ)」と言いますが
桧の板でビシッと納められてます。
木と木が斜めに合わさる部分を
「トメに納める」と言います。
「留め」と書きます。
「階段ができれば一人前」
と以前書きましたが
留めも出来ないと一人前に
なれません。
階段もこんな具合に複雑に
板と板が交わるところも
隙間なく納められたら一人前!
「いい仕事するねぇ」
「やっぱプロだねぇ」
と言われます。
更に八代亜紀レベルに行くには
精進に精進を重ねる。
そうすると
人を感動させる仕事レベル
になれます。
職人の目指すのはその境地ですね。
と、大工に理想を語るだけでなく
設計者として私も色々挑戦。
ファミリースペースに使う
ミズナラの大きな板に
こんな「オイタ」を。板だけにーってか
何をやっているかは
見る人が見ればわかる。
まあ
コレは設計とは無関係ですけど。
沖のカモメに深酒させてョ
いとしのあの娘とョ
朝寝する ダンチョネ
肴は炙ったイカでいい
炙ったイカのような
噛めば噛むほど味が出る
そんな仕事をしたいです。
2024年01月11日
Post by 株式会社 macs
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。