自動車業界の認定不正。
業界ぐるみって感じですね。

でも
「国より厳しい基準での試験だし
　安全性に問題ない」
って業界側は言っている。

 

消費者側からすると
勝手に基準を変えていいの？
って思うわけですが

住宅業界でも
「そんな変な基準はおかしい！」
ってのはたくさんあります。

 

そこを「変だ！」と言って
自社で勝手に基準を変え始めたら
収集がつかなくなる。

悪法もまた法なり？

 

いずれにしても
業界と一般消費者では
当たり前の基準が違う。

 

よく驚かれるのが
「え？お風呂って…」

今日はそんなお話です。

 

 

 

 

2024.6.6　Vol. 4,709

 

おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です。

 

 

本日は裾野市の注文住宅現場から。

 

写真は2階です。

写真左下が吹き抜け
写真右上がお風呂。

間仕切りがありませんが
間仕切りは無い状態で
構造が成り立つのがマクス流。

 

そうすればリフォームでの
間取りの変更に柔軟に
対応ができます。

間取りにも耐久性をもたせる
というのが大事です。

 

と、本日は間取りの話ではなく
ユニットバスのお話。

 

よく、プランの打合せの時に

「え？お風呂って２階にも
　付けられるんですか？」

と驚かれます。

 

私としては？

「え？１階しか付けられないなら
　マンションやアパートのお風呂
　どうするんです？」

と、２階にだってお風呂
付けられるの当たり前でしょ？
と思うのですが

「お風呂は１階」
と言う固定概念がある一般の方
には、２階にも設置可能って
最初から思ってもいない
ってことなんですね。

 

１階がLDK
２階が寝室の場合

お風呂が２階だと
脱ぐ・洗濯・干す・畳んでしまう
がワンフロアなので楽です。

 

 

で、その肝心の２階のお風呂

浮いているのがわかります？
（隙間が見える）

 

横から見るとよく分かります。

隙間から１階の道具が見えます。

 

１階から見ると
ユニットバスの底が見えます。

つまり
「吹き抜けにユニットバスがある」
のと同じです。

 

下から見えあげると

こんな感じ。

一つの独立したユニットなので
防水上の心配もない。

 

そして、このアングルで見ると
分かりますが

周囲の梁に固定する金具を付け
その金具でお風呂を吊っています。

だから「吊り架台」と言います。

 

当然、この方式の場合は
ユニットバスは吹き抜けと同じで
床面（水平面）としての強度ゼロ。

穴の空いた段ボール箱と同じで
穴を開ける分だけ弱くなまります。

吊り架台が付く梁は大きな荷重を
受けて「曲がる力」がかかります。

 

それでも大丈夫か？安全か？

それを検討するのが構造計算です。

 

構造計算なしで家を建てるのは
ブレーキもシートベルトもない車
に乗るのと同じです。

 

 

最後はCMです。
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