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社長ブログ

この地で育てられた四代目です

セルロースファイバーの天井断熱で大事な所

天気がいいと暑いくらいの陽気
になってきましたね。

もうすぐ梅雨入り、夏も近い。

 

断熱のお話は冬じゃないと
イマイチ盛り上がりませんが

暑い夏も断熱ってとっても大事!
今日はそんなお話です。

 

 

 

 

2024.5.23 Vol. 4,695

 

おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です。

 

 

本日は裾野市の注文住宅現場から。

 

屋根って夏は靴を履いていても
長時間作業していると
低温火傷する程、熱くなります。

てことは、その熱は
屋根から室内へと
伝わろうとするわけです。

 

実際、小屋裏はサウナ状態
になります。

 

その小屋裏を見てみましょう。

もっこもこ

セルロースファイバーが
施工されています。

 

アングルが逆ですが
収めている棟木を支える
柱のような束(つか)の
埋まり具合を見れば

セルロースファイバーが
30cmは敷き詰められているのが
お分かりいただけると思います。

 

セルロースファイバーは
古新聞をメインの原料として
作られる繊維状の断熱材。

 

断熱材の字を見ると

を つ 

と読めますが熱を遮断する
わけではありません。

 

熱の伝わりを遅くする
のが断熱材なので
【熱伝導遅延材】
とかにした方が正確ですが

私にそんな影響力はないので
今後も断熱材と呼ばれます。

 

熱の伝わりが遅延するだけなので
小屋裏の温度を下げてやらないと
セルロースファイバーを
いくら厚く施工しようが

熱はいずれ室内に伝わってきます。

 

そこでセルロースファイバーより
上の空気を外に排出する仕組み

が必要になります。

 

それが

この奥の方に見える明かり。
(屋根の下の方を見てます)

 

外から見ると

大事なこの部分です。

 

ここから入った空気は

屋根頂部のここから排出される為
小屋裏空間に熱がこもらず
室内に伝わってくるのを防ぎます。

 

 

この小屋裏に人が入って行ったら
セルロースの海で溺れるでしょう。

 

何か特別な緊急事態でも起きない
限りは小屋裏に点検にゆくなどは
ありませんが点検口はあります。

 

覗くと

水平構面と仕上げの天井とは
別物なのが分かります。

水平構面とは先程の上棟時の写真
で皆が立っている部分です。

水平構面の合板は
気密テープでシールされており
天井も水平構面とは別なので

セルロースファイバーが室内に
落ちてくる様なことは無いです。

 

 

点検口部分はセルロースが無い
ので、この様な

断熱材のグラスウールを

 

スポッとはめて熱の伝わり
を防ぎます。

 

天井の表面温度が高いと
岩盤浴と同じで遠赤外線で
実際に感じる暑さは倍増ですから。

 

冬だけでなく
夏も断熱、大事です。

 

 

最後は宣伝です。
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2024年05月23日

Post by 株式会社 macs

About Me

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鈴木克彦 株式会社マクス 代表取締役

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。

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