職人の正しいあり方
ブログ仲間が来てくれた
というのがあって
昨日のブログは
ちょっとカッコよく
書きすぎじゃない…?
と思ったりもします。
もちろん
嘘偽りない気持ちですが。
ですが
みんなが同じ方向を見つめて
全力で突き進めー!
なんてのは
言うは易く行うは難し
なんです。
2023.12.26 Vol. 4,546
おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です。
問題です。
現場で大工さんに向かって
質問をしました。
「今、何してるんですか?」
三人の大工さんは
それぞれこう答えました。
「家をつくってるんだよ」
「家族を養うために
働いてるんだよ」
「家族の笑顔を作ってるのさ」
一見、右の大工さん最高!
みたいに見えますが
全員ド真剣に家づくり
しているなら
どの大工さんも正解。
そこに存在するのは
「目的の違い」だけです。
別に目的は違っても
いいのかもしれないけど
やっぱりおんなじ方を
向いていたいよね。
仲間だもの。
こちらは富士市の注文住宅の現場。
先日、社員大工のショウタが
クッションフロアシート(CF)
を貼っていましたが
本当はコレくらい
まだ周りの壁が出来ていない
状態の時に貼ったほうが、楽。
現場の都合でどっちも
頑張ってくれました。
ショウタは社員大工ですので
本来は、CFは床職人の仕事。
けれど、職人不足が今後
加速度的に進む日本では
「多能工」という考え方が
必ず必要になってくる。
私はそう信じています。
しかし、もう30年とか大工を
やっている先輩大工の
丸山や宮崎からすると
大工だけやらせなければ
いつまで経っても
一人前になれないし
中途半端になってしまう
という「危機感」も強い。
それは
二人が後輩を「育てよう」
と思っているからこそ
の考え方の相違であって
私だって宮大工の曾祖父さんの
子孫でもあるけだし
その気持は痛いほどわかる。
じゃぁどうするのが一番いいのか?
それはじっくり話し合ってゆく
しか無い。
もちろん、最終的な決断は
全て、私の責任ですけれど。
若手の大工たちは
そんな先輩達の気持ちも
感じてくれるといいな。
そんな若者大工の
ショウタの奮闘を動画にしました。
スマホで画面が切れる方は
こちらのYouTubeページへ
2023年12月26日
Post by 株式会社 macs
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。