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社長ブログ

この地で育てられた四代目です

シックイ壁の下地の通気工法

びっくりしたんですけど
高校生も進学校になると
インフルエンザになったの
隠して登校するんですって。

勉強が遅れないように。

ウチの娘なんか嬉々として
休んでましたけど…

 

寒くなってきますが
インフルには空気の入替えが大事。

住宅では室内はもちろん
壁の中も空気の入替えが大事?

今日はそんなお話です。

 

 

 

 

2023.11.28 Vol. 4,518

 

おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です。

 

本日は富士市の注文住宅現場から。

すっかり「木の家」ですが
これは仕上げではなく
漆喰の壁の下地です。

 

おわかりでしょうか?

打ち付けてある木は桟の上に
打ち付けられており、内側を
空気が通るよう様になってます。

空気が通る部分を【通気層】
と言います。

 

上の写真で行くと
一番上は屋根なので

その屋根に接する部分は

登ってきた空気が抜けるように
専用の金具が施工されています。

 

木を打ち付ける前の画像を見ると
分かりやすいですね。

 

 

こちらは一階で下屋になってる部分
ですが木の内側を通った空気は
屋根の軒裏の指差す部分の隙間から
出てゆきます。

 

空気は出口があっても
入口がなければ空気が流れません。

床のこの部分から空気が入ります。

 

よく見ると入口は鳥や虫が
入らないようになっています。

もちろん、出口もそうです。

 

なぜ外壁の内側を空気が流れる
ようにす必要があるのか?

2つの大事な理由があります。

 

1【耐久性のため】

木造住宅にとって湿気は大敵。

湿気はカビや腐朽菌の元です。

室内側からの湿気や、雨天に
染み込んだ水分などは
速やかに排出される仕組みが
何より重要です。

 

2【快適性のため】

夏は、外壁に日が当たるとすごく
熱くなります。

そのままでは断熱材が熱くなり
断熱層が薄いと室内にその熱が
伝わってきます。

特に黒い外壁は要注意。

 

室内に熱が伝わるのを防ぐために
通気層から積極的に外壁表面の
熱を逃します。

 

「冬は外壁の熱が伝わったほうが
 あったかいんじゃない?」

と思った方。
オシイです 笑

 

そのそも外壁の熱が簡単に
伝わってくるような貧弱な壁では

夜になったら暖房の熱も
逃げてしまいます。

 

暖・冷房ともスイッチポンですぐに
効いてくる高い断熱性は必須です。

その上で通気層の正しい施工は
とってもとっても大事です。

 

お知らせ

About Me

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鈴木克彦 株式会社マクス 代表取締役

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。

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