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社長ブログ

この地で育てられた四代目です

日本で住宅のメンテナンスができなくなる日

Vol. 4,352

おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン

マクス社長の鈴木です。
僕はこんな気持ちで家を作ってます(長いですけど)

 

鈴木家は上の兄弟は大学生。

娘はまだ高校生なので
ちょっと関係あるのかなぁ…?

 

解散が近いからなのか
子ども手当を拡充するとか

子供の数に応じて
フラット35の金利を
引き下げるとか

少子化対策強化されそうです。

 

女性は子供を産む機械だとか
独身女性は社会保障を
受けさせないとか

馬鹿な発言するセンセイは
後を絶ちませんが

子どもが減り続ければ
いずれ日本は立ち行かなくなる
というのは明白な事実。

 

同じ様に、毎年
新しく大工になる若者より
やめる大工が多ければ…?

ってお話です。

 

ちょっと古いんですが
3月の日経新聞の記事を
スキャンしてました。

要約すると

・過去20年で大工は半減した

・40年前に比べると1/3に激減

・若者が大工になりたがらない

・6割が50歳以上で30歳未満は
 たったの7%しかいない

・背景に低賃金がある

・雇用される大工の年収は364万
 個人事業主の大工は424万

・新築での施工精度が落ちている

・リフォームは出来る大工が少ない

 

残念ながらどれも事実です。

 

記事でも
今後人口減を背景に新築は減るが
それより速いペースで大工が減る

とある。

 

それに対し、業界がしてきたことは
大工の「待遇改善」ではなく

大工技術が要らない
「安くて早くて簡単な工法の開発」

 

まぁ、それは仕方がないこと
だと思います。

 

家を建てる時に
少しでも安い方がいいに
決まっているし

ハウスメーカーも工務店も
よそより少しでも安くして
なんとか受注したい。

 

ただ…

そうやって難しい仕事が
できない大工ばかりになると

リフォームや修繕が出来る
大工がいなくなってしまう。

 

それこそリフォームでも
安い早い簡単へという流れは
新築以上です。

DIYでできる商品も多い。

 

けれど

柱を取った時に梁を補強したり

腐った土台や柱を
途中から頑丈につなぎ合わせる

そういった事は熟練の大工
でなければ出来ません。

 

大工という職業が魅力ある仕事
憧れられるような仕事
であるように

これは業界をあげて
そして行政もバックアップして
取り組んでいかないと

ほんの近い将来
木造住宅はメンテナンスが
できなくなる日が
すぐそこに迫っている…。

 

まずは、大工自身が

「この家は、俺がいい家にする」

という気概を持つことから!

 

そんな大工は、お客さんから
「頼もしいっ!」
「かっこいい!」
「ありがとう!」
って思ってもらえる。

 

というわけで、みんな
まず毎朝、ヒゲは剃りなさい。

2023年06月16日

Post by 株式会社 macs

About Me

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鈴木克彦 株式会社マクス 代表取締役

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。

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