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社長ブログ

この地で育てられた四代目です

薪ストーブで煙道火災が起こる理由

Vol. 4,242

おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン

マクス社長の鈴木です。
僕はこんな気持ちで家を作ってます(長いですけど)。

 

オーナーさんから
「煙が逆流しやって…」
とLINEがあって緊急出動。

強風の中、屋根に登ってみると…

最初、鳥の糞かと思ったけど…

 

上の方をみると…

うーわ
これ、垂れてきたタールだ…

 

恐る恐る
煙突のトップを外してみると

完全に詰まってるwww

 

 

これは煙の中のタール分が
結露・凝固したものです。

もしこれに火がつくと
煙突から火を吹きます。

「煙道火災」という
非常に危険な状態です。

 

なんか変なもん燃やしてないか
聞いてみると

「一年寝かした薪を…」

とのこと。

 

うーんそれでこんなふうに
なるわけないのにな…

と思ってよく聞くと
実は丸太の状態で一年乾かしていて
それを割ってすぐ使っていた…

とのこと。

それだぁ…。

 


やはり
割ってから数ヶ月置かないと
乾かないのです。

乾いていない薪は完全燃焼(二次燃焼)
は難しく
煙の中に含まれるタール分などが
煙突の出口で冷えて結露
そのまま固体になったわけです。

眠る時にとろ火で燃やす場合は
特に乾いた薪じゃないと
すぐにこうなります。

 

毎年煙突掃除に行っているので
私も「前回と違うぞ?」
とすぐわかります。

 

以前生ゴミを燃やした奥様に

「ダメって言ったでしょ!」
「え?バレた…えへへ…」

ってのもありました 笑

 

困った時はすぐに参上っ!
うーんエラいな 僕っ。

 

別にお代とか請求しませんけど

ビールに
ベーコンに
いちごに…

たくさんお土産
いただいちゃいました。

 

なんか最近
お客さんがみんな
お酒くれるんだよなぁ…

「酒さえ呑ましとけば大丈夫」

ってキャラが
定着してしまったのだろうか…

 

まぁ…

確かに大丈夫なんですけど。

2023年02月25日

Post by 株式会社 macs

About Me

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鈴木克彦 株式会社マクス 代表取締役

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。

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