Vol. 4,226

おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン

マクス社長の鈴木です。
僕はこんな気持ちで家を作ってます（長いですけど）。

 

本日は富士市の注文住宅から。

 

内壁の内装を一面だけ変える。

アクセントウォール
なんて言いますが

クロスの柄や色調を変えたり

一面だけ木や塗り壁にしたり

一面だけタイルを張ったり

色々ありますね。

 

マクスでは
ビニールクロスは使わず
自然素材の珪藻土一択ですが

珪藻土にも色粉を入れて
アクセントウォールにする
って
不可能ではありません。

 

ただ、かなり難しい。

うーん
この頃はまだハイハイだったねぇ…

床の間のアクセントウォールは
グリーン。

 

マクスの珪藻土は自然素材のみで
水で練ってその水が蒸発するだけ。

水を含んでいるので
施工時の色と乾いてからの色が
全く違います。

 

なので、先程の緑の壁も
調色段階では…

「真っ黒」ってくらいの緑。

これが乾くと
先程の緑になるんです。

 

なので、サンプル作ったりして
いろいろ試してみないと
仕上がりが全く分からない。

 

それでもお客様と
色を決めていかなければ
ならないので…

 

「お～ぃ
　ちょっとその辺どかしてくれぃ 」

社員大工の康佑と隆成に
荷物をどけてもらって…
はぃ、撮影。

 

このままでは分かりにくいので
完成をイメージ。

お客様が持ち込む予定の
ソファとテレビもLINEで頂き
せっかくなので入れてみます。

どりゃ。力技。

多少のパースのズレはご愛嬌。

 

それはで行ってみましょう。

ピンク
うーん…
ちょっと間が抜けた感じ。

 

赤。
ビビッドな原色は
色粉を混ぜる方法では不可能なので
おそらくこれくらいが限界。

 

黄色。
やっぱパステル系は違う気がする。

 

オレンジも。

 

オレンジ系も濃くしたとて
これくらいぼんやりが限界かと。

 

薄い茶。

 

濃いめの茶。
これくらいが落ち着いているかな。

無難すぎると言えば
それまでだけど。

色は、飽きが来ないように
あんまり冒険するのは私は嫌い。

 

青。

 

ソファと同系統。
うーん、逆にソファが死ぬかな…。

 

薄い緑。

 

濃いめの緑。

やはり写真と比べて実際はどうか？
ってのは難しすぎる。

 

グレー。
悪くないかな。

 

いっそ黒。
これくらいコントラストがあっても
いいのではないでしょうか？

 

小豆色。
赤と黒を混ぜれば
こんな感じに近づけられる

…と思うんだけどなぁ～。

 

私としては、こんな感じが好き。
ロールスクリーンも同系色にして。

 

ま、若者好みの色合い
じゃないかもですけど
住まい手さんも、私と同じ
おっさんになるのです。
いつか必ず。

その時に、やっぱり落ち着いた
色合いがいいですよね。