50
三十にして立つ。四十にして惑わず。五十にして天命を知る。
50は自分の生涯における使命を見極める年。
らしい…。
いつまでも『少年の心を持ち続けていたい』私ですが、容赦ない腰痛は、「体はおじいちゃんや!」と教えてくれます。
そんな私の50歳のお誕生日は、めでたく地鎮祭。
この時ばかりは無宗教の私も、心静かに工事の無事を祈るのですが、そりゃぁ「ジチンサイってオイシイの?」って子供たちに「一緒にお祈りしよ!」って言っても無理な話でございます(笑)。
「いやぁー!こわぃぃぃー!」
と泣き叫ぶお子さんを見て、
『そうか…こわいんだ…。きっと子供が恐れを感じるくらい霊験あらたかなんだろうな…』
『うちの子供達にもこんなかわいい時があったよな…』
『きっと自分自身も、玉のように可愛い可愛い時代があったんだろうな…(あったはず)』
とか、しみじみ思う、50歳の誕生日でした。
3月からのコロナ自粛。
見学会も勉強会も全部中止。
モデルハウスの見学も、相談会も、誰ひとり来ない…。
そんな数ヶ月でしたが、緊急事態宣言も明け、土日は全て打合せが再開。
皆さん一斉に動き出した!って感じです。
昨日も、新規のご相談者様。
私は50ですが、マクスは40。
それ以前の爺さんや曾祖父さんの頃から数えれば、富士市で明治・大正・昭和・平成・令和と、ずいぶん長いこと建築に携わってきていることにはなりますが、それでも、マクスのような小さな会社に、
「もしかすると、いい家を建ててくれる会社かも?」
そう思ってお越しいただけたからこそ、訪ねてくださるわけですから、新しい方との出会いは、毎回とっても嬉しく思います。
お客様が「もしかして…」と思っていただけるのと同じ様に、私も、
「もしかしたら、また楽しい家づくりが一緒に出来る出会いなのかもしれない…」
と思って、毎回ワクワクします。
若い頃、50なんて、くたびれたオッサン…のイメージでしたが、
なんのなんの、
50歳って、まだまだ楽しいことや、やりやいことで溢れかえってるじゃぁないっすか!
私の生涯における使命は、きっと
【いい家を作って、一組でも多くの幸せな家族を守る】
ってことなんだろうな…。
自分より遥かに若い奥様に「ハッピーバースデートゥーユー」と唄っていただきながら富久家のロールケーキいただいたり…
「もう持ってるかなぁと思いながら、やっぱりこれっ!と思って決めました。」と欲しかった釣りのタイピンをお誕生日プレゼントにいただいたり…
このぉー幸せ者っ!!!
年始は、「50になったらもっとのんびり仕事する」って宣言したけど、まだまだゴリゴリ仕事できるな!!!
みなさま、ありがとうございます!!!
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。