堀部事務所の家 上棟風景-2
昨日に引き続き、堀部安嗣建築設計事務所の設計による、静岡市の住宅の上棟の様子をプレイバックしてみようと思います。
上棟作業、二日目終了時の一枚。
下屋・本体・本体上の越屋根、の3つの屋根があるシルエットが特徴的です。
屋根は、建物の中で最も手がかかる所。
みんな集まってもらっての、マクス初の上棟作業三日目(いつもは二日間)。
下屋と越屋根を集中的に攻めます!
下屋の屋根は、本体とは構造的に別に作って合体、というイメージ。
断熱も防水も区切れていますが、それだけに、作業が複雑。
正確に墨出し(位置出し)をして、水平・垂直も押さえなければなりません。
毎回「社員大工じゃないから顔出しNGだよ」と言い張るこちらの大工のためにボカシ処理。
このオジサン大工が来ないと、現場監督の勝亦を除き、私が一番オジサンになってしまうので、来てもらわないと困ります(笑)。
柱が黒いのは、一番腐りやすい柱受け金物の内部まで、しっかりと先行で塗装してあるからです。
私が塗りましたので間違いないです…。
化粧のボルトで天竜杉の構造材を固定しています。
二階の屋根の、指差す部分、ライト当てたみたいに明るいですね。
下屋の屋根の透湿ルーフィングが反射しているから。
レーシックをした私は、乱反射に弱く、日中はサングラスをしているので平気でしたが、皆んなは眩しくてたまらない…と。
「気のせいだよ」と言って笑っていた私は、今、唇が日焼けしてヒリヒリ…タラコ唇になった気分です。
アルミの照り返しってひどいものですね。
で、透湿ルーフィングで防水された構造体の上に、更に屋根を施工、ってこんな感じ。
本体から2mも軒が出ます。全て化粧。
事前に一回目の塗装をした杉板を、上から打ち付けて化粧で見せます。
ちっとも作業がはかどらない…。
でも、そういうところが、後からかっこよくなるんですね~。
楽しみです!
3日間に渡り、皆んなおつかれちゃん!
そしてお施主様、おめでとうございます!
竣工まで、何卒よろしくお願い申し上げます!
来週の日曜日は家づくりの勉強会ですので、最後はお知らせでございます。
営業無しのお役立ち勉強会【家づくり教室】のご案内
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。