頭の回転が遅いと大工は出来ないと思う瞬間
本日も、昨日に引き続き富士市の注文住宅からですが、昨日のDIYより、やや時間をさかのぼり、現場で私がふと思った事を。
大工がサッシの枠を施工中。
「指矩(さしがね)」という直角の定規を当てて、印をつけています。
こんな感じに。
で、写真だけ見ると、
「長さを測って切るんでしょ?」
ってだけなんですが、実は、そんなに単純じゃぁございません。
例えば、化粧の柱と柱の間にピタッと枠を取り付けたい、としましょう。
上の写真の上側のように、柱が直角なら、内法を測って直角に切るだけ。
これ、簡単。
でも、実際には、微妙に、目で見ただけじゃわからないけど、微妙に、ねじれていたりします。
だから、大工がやっていたように、指矩をあてて、角度を写し取るわけですが、角度を合わせて切るだけだと、上の場合、短くなっちゃうわけです。
よく考えれば分かる。手前で測ってるから。がその理由。
角度だけじゃなくて、長さも写し取ってあげます。
そうすると、上の場合、入れるときには大変になりますが、入れた後に隙間ができない。
わかれば簡単な話なのですが、現場では、親方はこんなふうに絵を書いて説明してくれたりはしません。
技術は昔から、「目で見て盗む」と相場は決まっております(笑)。
じっと見ていると、
「あ、なるほど、そういうことか!」
と分かる者と、ぼーっと見ているだけで気付かない者がいます。
大工は、頭の回転が早くなくっちゃぁ務まらないのよね…。
でも、時代が時代だからね。学校みたいにじっくり教えてあげなきゃ…とも。
そんな事を現場を見ていて思うのでした。
今日のブログの意味は、現場を見るとわかりますよ。
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2019年02月21日
Post by 株式会社 macs
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