イベント イベント insta インスタグラム 上部に戻る

ブログ

ブログ

社長ブログ

この地で育てられた四代目です

金輪継ぎと尻挟み

富士市の注文住宅現場です。

マクスでは、屋根断熱に多くの時間が掛かるため、2日間に分けて上棟作業をするのですが、2日目は特に、木質繊維断熱材を濡らせないので、雨だと中止にせざるを得ません。

で、こちらのお宅、一日目を何とかやったものの、二日目を雨で延期。
で、今度こそ!と思ったら、雨予報で再延期。

再延期はマクスで初。
ちっくしょぉー!と正直思ったのですが、監督の城内、お施主様に、
「結果、一週間延びてしまいましたが、一生住む家です。ここで無理することはないので…」と。
その通りですね。社長より良いこと言います。

で、ようやく昨日、無事上棟。
良かった良かった。これで一安心です。

週末は、また別のお宅の上棟。
うーん、雨、降っちゃヤダぁーーー!

さて、そんなわけで、無事棟を納めたこちらのお宅ですが、上棟の様子はまた後日として、社員大工たちが、構造材を全て、手加工させていただきましたので、手加工ならでは、という部分をご紹介させていただきます。

大工たちが、寄って集って…

これは、2つの梁を繋げる継手。
まだまだ半人前の社員大工、菊池大工が初めての金輪継ぎに挑戦したものです。
ちなみに、小さく指差す部分は、間違いです…(苦笑)。
(もちろん、強度・品質には問題ありません)

こんな感じで、2つの梁を繋ぐ、継手としては最高難度クラスの継手です。
その分、強度が高い継手です。

両側から叩いて、しっかりと梁を繋げます。
菊池大工、先輩大工たちに「おらっ!しっかり叩け!」と檄を飛ばされています。

事務所横の加工場で何時間も付けたり外したりして調整してきたので、しっかりと付きました(笑)。

無事、納まりました。
実はここ、特別強度を求められるところでもなければ、完成すると全く見えなくなってしまうところなので、面倒な金輪継ぎなど、全く必要ない部分。
ですが、菊池大工に【昔からの大工の技】を勉強させるために、金輪継手をやらせたのでした。

社員大工なのでサラリーマンではありますが、こういった仕事で、職人としての誇り・プライドを持ってくれたらと思います。

こちらは、先輩社員大工の丸山の継手。
リビングのど真ん中で、思いっきり見えます。

金輪継ぎの亜種で、尻挟みという継手です。
金輪継ぎもそうですが、中央の栓を叩き込むことで、2つの梁がギュッと合わさって一つに繋がります。

栓は、リノベーション工事でお客様のお宅で解体した黒檀の床柱から作らせていただきました。

一本に繋げた梁を納めます。

指差す部分が継手部分。このお宅の背骨みたいな感じです。
LDKのど真ん中なので、お施主様には、毎日見るたびに、大工の心意気を思い出してもらえたら嬉しいですね。

 

そんな大工たちの仕事がよく分かる、構造見学会情報、アップしております。
ご予約お待ちしております。

【10/13 富士市 構造見学会 パッシブソーラー&スキップフロア&VR】

【9/29 Do light フェスタ】

【正社員(現場監督)募集!】
富士市のマクスでは正社員として現場監督募集中です

2018年09月18日

Post by 株式会社 macs

About Me

img
鈴木克彦 株式会社マクス 代表取締役

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。

ほぼ毎日家づくり相談会、開催中!

土地選び・理想の家・資金計画など、何でもご相談ください

営業しません

否定を表す手
マクスの営業マンは
0人です

ほぼ365日開催

頑張っている時計の顔をした人
最終は19時スタートなので
仕事終わりでもOK

お子様とも安心

ハートを手で包み込む
育児経験のある
女性スタッフが子守します
駐車場・キッズコーナーあります
fb ig 友だち追加
Copyright@2016 MACS. All RIght Reserved.