富士市の新築住宅に金輪継ぎ
富士市の新築注文住宅工事の、社員大工による構造材の手加工風景をご紹介します。
自然室温で暮らせることを目指す『びおハウス』です。
今まで何度か、大工による手加工(手きざみ)の良し悪しなども書かせていただきましたが、本日は、大工の手だからこそ出来る美しく強固な継手をご紹介します。
一本の長ーい桧の角材に人が集まっていますが、これは、実は二本の梁を一本に繋いでいるところ。
【金輪継ぎ:かなわつぎ】という、伝統的な大工の継手です。
大工四年目、まだまだ修行中の社員大工の菊池が、本を見ながら、先輩社員大工の丸山と宮崎に教えてもらいながら夜間訓練をし、そして始めてお客様の材料で施工しました。
私からは、爽やかに、
「万が一失敗したら、分かってるな?」
とだけ、伝えてありました(笑)。
先輩たちの厳しいチェックが入ります。
うーん、まだまだだねぇ…。
このあと、何時間かの修正を重ね、何とか及第点はもらいました。
ちなみに、この継手部分は、隠れてしまい、さらに、体力面材のモイスでがっちり固定されてしまうので、実は、こんなめんどくさい継手にする必要は、全くない箇所。
あくまで、菊池の経験のため、でございました。
でも、リビングの上に、化粧でめちゃめちゃ見えるところは、ベテラン社員大工の丸山が加工。
材料が違うのが分かりますか?
最初の菊池の材料は桧、そして、上の丸山が加工しているのは杉。
どちらも天竜材ですが、この様な加工は、固く脂っけも多い桧のほうが数段楽。
難しい方の材料で、先輩の「格」を見せつけることが出来るでしょうか?
と思ったら、金輪の変則【尻挟み】に変更したようですね。
丸山のブログもご覧ください。
さぁ、あとは上棟時のお楽しみです!
そして、こちらのお宅では、お施主様のご厚意により、9/15に構造見学会が開催されます。
丸山の「尻挟み継ぎ手」の実物は、ぜひ構造見学会で。
下記バナーより、ご予約開始しております。
2018年08月03日
Post by 株式会社 macs
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