設計者の意図と住まい手の希望はどっち優先?
昨日のブログは
雪の京都でした
スタッドレスを履いていたので
焦ってはいませんでしたが
さすがにこれは…
今回の出張の一番の目的地に
遅刻してはいけません
早々に岸本っちゃんに別れを告げ
いざ出発っ!
2025.2.28 Vol. 4,976
おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です
向かったのは
ここ
雪の「鈍考」
鈍考は、ブックディレクターで
図書館建築のコーディネーター
でもある幅允孝(はば よしたか)氏の
私設図書館+カフェ(喫茶 芳)
という珍しい建物です
建物内は、どーん!
この素敵な空間を設計したのは
建築家の堀部安嗣氏
幅さんと堀部さん、建築史家の
松隈洋 神奈川大学教授の3人の
トークショーです
抽選に当たったのでルンルンで
行ってきました
こちらで御三方のお話を拝聴した
のですが、本にまつわるお話や
日本のモダニズム建築を牽引した
前川國男のお話など
あっという間の時間でした
堀部さんはやはり、お話が上手
都立高の入試に取り上げられた
著書「住まいの基本を考える」
では、著者なのに
「入試の問題が解けない…」
とか
ご実家を建てられ、雑誌の
インタビューに答えられる
お母さんの
「新居で一番のお気に入りは?」
「触ると水が出る蛇口」
というやり取りは傑作でした
設計者のこうあってほしいという
頭を捻った設計上の意図と
住まい手の楽しく健やかに
暮らしたいという意図は
違ってもイイし、それも面白い
なるほど
それくらいおおらかな気持ちで
設計するのが大事ってことか
あ、でもマクスで担当させて
いただいた堀部さんの設計の
2件のお施主様は
今も堀部さんの設計の意図を
忠実に探ろうとしてるな…笑
堀部ワールド全開の
素敵な空間でした
終了後、最新作の
「堀部安嗣作品集Ⅲ」
の販売サイン会も催され
『へへへぇーん❤ その本に
載っちゃってるんだぜぇ~』
と、こっそりほくそ笑む私
雪もやんだので、こちらも
堀部作品の
Cafe Loto.kyoto にて
コーヒーとケーキも楽しんで
大満足の2日間の出張でした
実はもう一つネタが有る…
のですが
それはまた、準備ができたら
あらためて 笑
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。