住宅のデザインこそデザインコードが必要
もう明日は大晦日ですね
私のインフルが感染ったー!と
家内は病院に行ったら、薬を
もらうまで5時間かかりました
インフルではなくただの風邪
ホッと一安心ですが
それでも高熱で寝込んでいます
掃除も片付けも年賀状も
いっさい手を付けられず…
なんて年末だ!!!
それでも
あったかくして眠れる家がある
家ってやっぱり大事だなぁ~
そんな家にとって
大事なのは性能?デザイン?
今日はそんなお話です
2024.12.30 Vol. 4,916
おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です
インフルでダウンして内容ゼロ
でご紹介した写真を本日は
改めてエントリーです
富士宮市の注文住宅現場です
漆喰下地のモルタル塗りまで
ようやく工程が進みました
ここまで来るには
方向違いですが
仮防水の上に付加断熱をし
逆転結露防止型の透湿防水シート
を施工し
空気層を設けて下地の木を張り
ようやく、モルタル層まで
たどり着きました
でも、外壁完成までは
まだまだ遠く
このような窓周りはしっかり防水
モルタル下地壁も
波状の金網が埋め込まれ
次の施工を待っています
この後、
仕上げモルタル
↓
グラスファイバーネット埋込み
↓
高知産漆喰(シックイ)塗り
と進みます
このような昔からある工法は
非常に手間がかかります
ただその分
窯業系サイディングに代表される
簡易的な新建材工法よりも
塗装やシーリングの打ち換えなど
がなく、将来のメンテナンス費を
グッと抑えることが出来ます
反対側を見てみると
半分は意匠的に桧板張りに
足場があっても
白と茶のコントラストが美しい
というのが今から分かります
富士山の美しさにも
負けたくないんです 笑
・通気層を作る
・木口を出さない
・深い軒で濡らさない
このような工夫で木を腐らせず
メンテにお金をかけずに
いつまでも美しい状態をキープ
というのは可能なのです
住宅には
【耐震性】
【断熱性】
【耐久性】
この基本性能はすべて必須ですが
そもそも、美しくなければ
愛着が持てませんよね
住宅のように長い間在り続ける
必要があるものに対して
流行りとかトレンドとか
そういうのは追わないほうが
絶対にいいです
一昔前に流行った
南欧風とか、もう今はちょっと
って感じじゃないですか
だいたい歳取ってから
その家から出てきてどう?
って考えると…
日本の住宅の深い軒などは
梅雨や秋の長雨などの気候から
生まれたデザインコードです
それはこれからも廃れない
美しいデザインの基本です
マクスではこれからも
そんなデザインコードを大切に
美しい高性能住宅で
家族の笑顔を守ってまいります!
ぁ、もちろん性能を全力で担保
したそのうえで、ですけど!
2024年12月30日
Post by 株式会社 macs
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。