AIに「断熱とは？」と聞いたら

建物内部と外部との間で
熱の移動を抑えることを指します

とのことです

 

うーん、ま、そーなんだけど
もう少しわかりやすく
伝わらないかなぁ…

「断熱とは…」
今日はそんなお話です

 

 

 

 

2024.11.21　Vol. 4,877

おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です

 

 

富士市の工事現場では
社員大工のショウタが

天井の穴に刺さってる！？

 

わけではなく

天井の点検口を開けてくれてます

 

この穴から脚立に登り中を覗くと

こんな感じ

白く見えるのは
セルロースファイバー

 

セルロースは古新聞から作られます

新聞は紙

紙は木の繊維から作られるので

セルロースファイバーは
細かい木の繊維だと思って下さい

 

 

セルロースは植物の細胞壁の成分で
高分子の植物繊維ですね

小さい細胞壁の集まりなので
密閉された微細な空気が多く
断熱性に富みます

だから断熱材

 

セルロースファイバーを天井に
30cm敷き詰めることで

温暖な静岡では
十分な断熱性能を建物が持ちます

 

で、伝わるでしょうか？
断熱の意味

 

わかりにくいと思うんですよね

もっとわかりやすく伝えたい…

 

断熱性能はUA値と言って
計算で表せるのですが

断熱の種類や厚さから求められる
UA値はもちろん大切ですが

計算には現れない
「断熱の穴」
を無くすことが何より大事

 

そう社員大工たちには
口を酸っぱくして伝えています

 

 

例えば…
真冬に外を歩いているおじさん

この人、どうすれば
もっとあったかくなります？

高性能なダウンジャケット？
冬山登山用のフカフカのブーツ？
いやいやヒートテックの重ね着？

違いますよね

服に出来た穴をまずは塞ぐべき

 

断熱って熱が逃げる穴を
どれだけ無くすかが大事

こういう窓枠の隙間とか

 

薪ストーブの煙突の周りに
ロックウールを詰めるとか
（これからやります）

 

 

上棟のときですけど

金物取付用の小さな穴を
断熱補強するとか

 

断熱は
正しい理論
と
正しい施工
がセットです

 

 

そんなふうに作られたおうちを
ぜひご見学くださいませ

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