子どもを守る家でありたい
土曜日はマクスで家を
建てさせていただいた
オーナー様宅に
スタッフ全員で手分けして
訪問するメンテナンスデー
でした
2024.10.28 Vol. 4,853
おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です
最初にお邪魔した
こちらのお宅では…
天井の一角に「カビ?」との
ご相談でした
こんな角にちょこっとだけカビ?
私も初めてのケースでした
カビって「常在菌」と言って
どこにでもいる菌です
だから、どんなにキレイな家でも
食パンを出しっぱにすれば
カビますよね
水分と栄養分と適度な温度
があればカビはどこでも
増えます
栄養なんて無いじゃん?
ってくらいのガラスや
プラスチックの収納箱にも
カビはつくので
栄養はほんのちょっとの有機分
だけでいいわけです
たまたまそこで死んだ小さな虫が
ナウシカのオームのように
カビの胞子の宿になって…?
理由は分かりませんでしたが
小さかったのでそこの部分を
削り取って珪藻土で補修しました
この日は私は寝違えて
首が動かないので
若い社員大工のリュウセイに
煙突掃除も頑張ってもらい
樋のつまりもサクッと
やってもらいました
築十年
ちょっと大変だけど
節目だし、ドアをバラして
メンテしちゃいますか!
だいぶ年季入ってますけど
さっとペーパーを掛けると
レッドシダーの美しい木目が
よみがえります
まぁ、こういう深いキズもはご愛嬌
子供が付けたキズさえ愛しい
そんな家がマクスの理想ですから
両面削ったら
塗り方をレクチャーしながら
柿渋ワックス仕上げ
ここまでやったのは
マクスからのお祝い
でもあったのです
かわえぇ~
おめでとぉー!!!
カワイイあんよの下の木目に注目
浮造り(うづくり)って
言うのですけど、木目が
凸凹に浮き出ていますよね
使っているうちに
柔らかい部分が削れ
木目の硬い部分が
浮き出たようになるんです
新建材の合板フローリングなら
10年じゃぁまだテカテカかも
表面プラスチックでコーティング
されてますからね
でも、それだと
梅雨時期は素足だと
ぺったんぺったん
くっつきます
20年もすると傷ついた部分は
合板の地が見えちゃう
それよりは
キズだらけだけれど
ここはお前がおもちゃで
遊んでキズつけたんだぞぉ…
って方が、愛着が湧きません?
そんな家づくりを
目指ししています
そのために、マクスの家を
長く、愛して欲しい
だから、そのお手伝いを
一生懸命、スタッフ全員で!
君は、マクスの家が
いや、マクスが守るからね!
お客様からいただいたウイスキー
長男坊がちょうど帰省していて
「お前もいただくか?」
と言ったら、氷を出刃で
切り出してきました
昔は可愛かったのに
俺よりグビグビ飲みやがって…
スモーキーなウイスキーを
息子といただきながら
「家族の笑顔を守ってゆく仕事」
に、ちょっと悦に入る夜でした
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。