設計者が境界杭と丁張りと地縄と地鎮祭
設計者とは事務所でせっせと
図面を描いているだけ
ではございません
特にマクスは! 笑
本日は、マクスの優秀な設計女子
祭ちゃんの奮闘のお話です
2024.9.10 Vol. 4,805
おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です
暑い中、祭ちゃんが覗いているのは
トランシットという精密機械
何度何分何秒とデジタルで正確に
角度を出すことが出来ます
敷地に
図面通りの角度を求めて
国土調査のデータから
ポイントを正確に求めて
境界杭を打っています
(黄色で囲んだ部分)
境界を求められたらそのポイント
を元に建物を配置する場所を決め
ロープで実際の大きさを地面に
記します
「地縄(じなわ)」と言います
地縄とともに配置を確定させる
「基準となる位置」を
実際の敷地に記します
上画像の指差す部分ですが
拡大してみると
こんなもの
青ラインの反対にも同じものがあり
ビスとビスを結ぶと建物の中心線
が出るようにしました
実に単純ですが、非常に重要なもの
であり、これが正確じゃないと
建物が図面通りの位置に建ちません
この一見単純な木組みを
「丁張り(ちょうはり)」と言い
配置する建物の中心から十字に
(もしくは四隅や周囲に)
しっかりと位置出しをします
この丁張りと地縄が出来ると
建物の配置が決まり
「この窓からこんなふうに
こんな感じの景色が見えるな」
とかも分かるようになります
敷地に平行なら簡単なのですが
上の写真の通り建物を南面させる
ために敷地に対して角度を
降って配置しているので
けっこう大変な作業なのです
なぜ敷地に対して建物の配置が
平行ではないのか?
それは以前ブログにも書きましたが
太陽に素直なパッシブ設計と
借景&隣地との視線を避ける
という設計の意図があります
東南角に配置した大きな窓から
隣地の雑木林とこちらの敷地の
既存樹の「マユミ」の木が
バッチリ見える!
(祭ちゃんご満悦)
実は今回の住宅は大部分を設計の
祭ちゃんが担当しています
設計者としてもう一つお仕事を
塩とお酒で清めて二礼二拍一礼
お施主様の代わりに
自主地鎮祭もしてきました
マクスの設計チームは
なかなか忙しいのであります
最後はお知らせを2つ
次回「土地の探し方Zoom勉強会」
は9/13(金)の20時からです
公式LINEにお友だち登録して
一緒にお勉強しませんか?
2024年09月10日
Post by 株式会社 macs
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。