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社長ブログ

この地で育てられた四代目です

建物の耐久性と快適性は湿気と熱の制御にかかっている

お盆休み中ではありますが
毎日ブロガーに休みはない

ということで
本日は家づくりで超重要な

「湿気と熱の制御」を
上棟現場から見てみましょう

 

 

 

 

2024.8.14 Vol. 4,778

おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です

 

 

お盆前に上棟をした富士市の
注文住宅の現場からです

 

社員大工たちが屋根を組んでいます

この頃になるとお施主様は下から
見ているだけなので
何をやっているかよく分からず

ちょっと暇です 笑

 

なので、屋根の上の作業を
解説させていただきます

 

骨組みの間に謎の段ボールを
貼り付けています

これ、見た目以上に大事な部材

 

模式的にイラストで解説します

黄緑がその段ボール部材

 

屋根の上には後から

30cmのセルロースファイバーが
施工されますが

 

断面で見てみると

この段ボール部材があることで
空気の流れる経路が
塞がれないのです

 

このあと作られる
「壁の通気層」から
流れてくる熱と湿気は

 

ここから入り

 

ここを通り

 

最終的には

後ほど屋根頂部に付ける部材
から排出されます

 

この様子を見て設計スタッフから

「なぜ、屋根は合板ではなく
 杉板を使うのか?」

と質問がありました

 

確かに

耐震を担保するのは
24mmの合板を使っています

 

でも、小屋裏というのは家中の
熱と湿気が集まってくる部分

なおかつ、屋根直下の杉板は
夏は60℃の高温にさらされます

 

屋根下地にも合板を使った方が
はるかに施工が楽で
コスト的にも落とせるのですが

この湿気と熱で合板を構成する
ボンドが20年30年と持つか?

と言うと甚だ疑問なのです

 

リフォームで屋根替えの際に
グズグズになって
『怖くて上を歩けない…』って
現場はいくつも経験しましたので

 

 

湿気をうまく排出できれば
家は長持ちします

熱をうまく排出できれば
夏は快適です

 

見た目だけでなく、こんな部分も

大事なデザイン

なのです

 

 

たとえ数字上
「温熱等級は最高の7です!」
なんて言ったとしても

軒のない四角い家では
絶対に快適にはなりません

 

窓から入ってきた熱で
死ぬほど熱くなりますから

 

深い軒も
大事なデザインの一部です

2024年08月14日

Post by 株式会社 macs

About Me

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鈴木克彦 株式会社マクス 代表取締役

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。

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