リノベーションとリフォームの違いはコレ
Vol. 4,321
おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です。
僕はこんな気持ちで家を作ってます(長いですけど)。
昨夜はTVでラグビートップリーグ
のプレイオフを観戦。
今年も我らが静岡ブルーレヴズは
総合8位と振るわなかったけれど
来シーズンは是非頑張ってほしい。
土曜日の試合は痛恨の録画ミス…
けど昨日のクボタvsサントリーの
息詰まるシーソーゲーム…
いやぁ〜 凄かった!
プレイオフの試合レベルは
流石に高いなぁ…。
強い。
日本もいよいよティアワンに加わり
ハイパフォーマンスユニオンという
新たな最上位強豪国の枠組みへ。
ワールドカップが楽しみだぁ〜。
楽しいので
無理やり「強い」と「家」を
繋げて本日のブログにします。
先日、相談会にてリノベーションの
ご相談がありました。
私の話に熱心に聞いてくださり
「勉強になりました」
とご満足いただきお帰りになられた
と私は感じた次第ですが
もしかしてその方が、このブログを
ご覧になっていただけるかも…
と
写真とイラストを使って
補足をしてみようと思います。
こちら↓ は、以前富士宮市で工事を
させていただいた現場。
フルリノベーションは
骨組み状態まで解体しちゃう。
なぜ???
大掛かりなリフォームと
部分的なリノベーション
ってあったとしたら、どう違う?
私はこう考えます。
家族のライフシーンとともに
家も一緒に老朽化します。
そのスピードは家によって違えど
いつか
「このままじゃぁまずいよね?」
ってなります。
じゃぁリフォームする?
ってなったとしたら
リフォームって、こうなんです。
古くなった所・傷んだ所を直す
もしくは使いやすくキレイにする。
これがリフォーム。
「このままじゃやばい地点」
も、少し先に伸びていますよね。
じゃぁリノベーションは?
黄色い破線を見てください。
リノベーションて
・断熱性
・耐震性
・快適性
を、建てた時より高性能にする。
そして大事なのは
劣化速度を緩やかにする
つまり
より長持ちするようにする!
ってこと。
これなら、お金をかける
十分な意味が出てくる。
ただここで最も難しいのが基礎。
建物を耐震化するほど
柱が土台から引っこ抜けようとする
「地震による引き抜き力」
が大きくなります・
それに耐える上の写真の
「傘の柄」のような金棒を…
(ホールダウン金物と言いますが)
このように
基礎から埋め込んであげる
これは基礎工事をしなければ
こんなこと出来ません。
基礎工事が全体的に出来なければ
例えばこんな金物を作る。
写真は2年前退職の勝亦監督。
(勝亦さん元気かなぁ…)
基礎に半分埋め込み、半分
ステンレスのアンカーを打ち込んで
しっかり固定しています。
当然ここまでやってくると
かなりの金額になります。
断熱はソコソコでいい
耐震もソコソコでいい
素材も耐久性も…
ってなると、結構なお金をかけても
結局長持ちしない
これが一番もったいない…。
ただ、ここをしっかりやると
建替と同じくらいになってくる。
じゃぁ建て替える?
みたいになり、予算が…って
結局堂々巡り。
これが、リノベーションの
一番悩ましいところなんです。
けれど、こういう現実を知った上で
「じゃぁどうするか?」
って考えることが大事ですよね。
後から後悔するのではなく
知った上で決める
きっとこれが一番大事。
2023年05月15日
Post by 株式会社 macs
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。