Vol. 4,162

おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン

マクス社長の鈴木です。
僕はこんな気持ちで家を作ってます（長いですけど）。

本日は富士市で工事中の
マクスの新モデルハウス
【プラスサウナ】
からです。

築49年の中古住宅をUA値0.26の
超高断熱の基準をクリアさせる
難解なプロジェクトです。

静岡県初の住宅用サウナの
展示場でもあります。

外構工事中。

燃えない木の外壁も
外構の木のフェンスも
黒一色で塗装、にしました。

黒を基調としたデザインは
ちょっと勇気が要ります。

暗くなりがちで
下手するとガラが悪くもなりがち。

やはりポイントは黒の中にも
植栽のグリーンがあることですね。

そうそう
忘れてはいけない大事な問題

黒は熱を吸収するので夏暑い
というのがあります。

このモデルハウスでは
外壁はホンモノの木だし
平屋で軒が深いので
夏には外壁に直射日光が
殆ど当たらないので
いいのですが…

軒の出の少ない
箱の様な家で
黒い窯業系サイディングとか
本当に熱いので
やめたほうがいいです。

話は戻り

こちらは内部。黒い…。

養生をしているので見えませんが
ヒノキの床板も黒。

外部は防腐剤入りの塗料ですが
内部は自然素材の柿渋塗料の黒。

床だけでなく壁も黒って…？

壁の黒も柿渋塗料ですが
その黒はあくまで下地で
黒の上に杉の格子を付けています。

いかがでしょうか？

上部のコーニス照明で
格子の陰影が強調されて
とてもかっこいいですよ。

完成が楽しみです。

黒もこのように
全部真っ黒じゃなくて

黒＋植栽のグリーン
黒＋衣装的に造作材

となると、黒が引き立ちます。

黒じゃなくて「白」
は、どうでしょう？

建築雑誌とか見ると
床も壁も天井も家具も全部真っ白
というデザインを見かけます。

まぁ好みの問題ですが
なんかちょっと落ち着かない。

落ち着くかどうかは個人差ですが
事実として真っ白というのは
ちょっとでも手垢が付けば
すっごい目立ちます。

実際の暮らしまで考えたデザイン
が住宅には必要です。

美術館やアトリエならいいですが。

腹黒い私が言うんだから
間違いありません。

え…あ…ウソです…
逃げないで…