基礎断熱時の床下の換気
Vol. 4,050
おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です。
僕はこんな気持ちで家を作ってます(長いですけど)。
今年は3年ぶりに富士登山競走
が開催されましたね。
山頂まで21km、標高差3,000m
はぁ?…笑
想像つきません。
21kmといえばハーフマラソン。
平らなところでさえ
完走は大変だし
2時間切るのは超辛い。
地獄のコースの
ふじかわキウイマラソン
のハーフだって高低差160m。
普通は泊まりで登る富士山頂まで
このレース優勝者は
3時間切るタイムで駆け上る…
信じられない…
TBSより
通算10回の優勝をほこり
40回目の出場となる
大会レジェンド芹澤雄二さん
御年60!
最後の大会では5合目の関門で
足切りにあって無念のリタイア
とのことですが
いやぁ…すごすぎる。
尊敬です。
人間が重力に逆らって
上に登るのは恐ろしく大変。
けれど空気は
暖まると軽くなって上に登ります。
って毎回強引だなぁ…汗
小山町の新築住宅からです。
階段の角が三角になっており
一番上はまだ施工中ですけど
穴が空いています…。
上の写真は、
二階からロフトに登る階段ですが
一階から二階へ登る階段は…
まだ施工中でよく見えます。
やはり角を作ります。
そして階段に穴。
実はここを空気が通る。
ざっくりこんな感じ。
冬、暖房を使えば
暖かい空気は上へ上へ。
特に薪ストーブがあると
寒いからと一階でガンガン炊く
↓
寝ようとして二階に行ったら
暑くて寝られない。
なんてことが起こります。
(断熱性が高いとですけどね)
これを防ぐために
ロフトの空気を換気扇で床下に送り
床下の空気がまた室内に
戻るようにしています。
そしてこれは、
基礎断熱の場合
床下のカビを防ぐ効果も。
基礎断熱の場合
床下の空気は換気されません。
コンクリートは
水とセメントとの化学反応
で固まります。
(水が乾燥して固まるのではない)
水和反応といいます。
水和反応に必要な水の量は
セメント質量の約30%と言います。
しかしこれでは硬くて施工が
できないので一般的に
コンクリートの水セメント比は
40~60%の範囲です。
つまり、10~30%に相当する水は
施工上は必要だけど
硬化・強度上は不要な水です。
この不要な水は基礎工事の際
容積比で5%以上は
コンクリートの中に
閉じ込められます。
これを自由水といいます。
自由水は完成後も少しずつ
床下に放出され続けます。
完全に抜けるのに
3年とも5年とも言います。
なので、今回のように床下の空気を
循環させるか
又は、数年間、床下空間を
開放させて、自由水が
無くなってから閉じる、
と言った工夫が必要です。
これ、無視すると
床下がカビだらけに…
なんてことも。
怖いですね。
怖いと言えば
お盆休み明けにズボンはいたら
キツイ!
人間てたった数日で太るのかっ?
怖いですね~
恐ろしいですね~
信じられないですね~
マラソンも
もう3年も大会出ていないしなぁ…
大会無いからモチベーション
上がらずに練習してないしなぁ…
今は絶対にハーフマラソンなんて
走れない。
鍛え直さないと…。
でも家づくりのモチベーションは
アゲアゲですよ!
2022年08月18日
Post by 株式会社 macs
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。