小さい工務店の最大のリスクはやっぱこれ
Vol. 3,849
おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です。
大手ハウスメーカー営業マンの殺し文句
「そんな小さい会社
保証は大丈夫ですか?」
はぃ?
保証って何?
60年保証!だって?
10年後壁の塗替え
20年後設備のリフォーム
30年後屋根の葺き替え
・
・
・
そんなのは保証じゃなくて
ただの顧客囲い込み。
こっちは毎年煙突上ってるちゅーの!
性能だって素材だって
絶対に負けないぞ!
もちろん、そんな気持ちでやってますけど
「そこ突かれると痛いなぁ…」
って弱点は、ある。
それは、どの工務店でもほぼ同じなんですけど
「社長がコケたらアウト」
ってこと。
これが、小さい工務店の最大のリスクです。
・社長が病気や大怪我、もしくは亡くなっちゃった
・社長が痴漢とかしょーもない犯罪で捕まった
・社長が鬱になった
・社長がやる気を無くして計画倒産
などなど。
うーん、たしかに、そこは…
巨大な組織にゃ勝てないなぁ…
でも!
小さな工務店だからこそ
一人ひとりの成長が
ダイレクトに会社の成長になる。
こちら、富士宮市の新築注文住宅。
ベテラン社員大工の宮崎と
新潟出身の社員大工の彰太が
特注大型樹脂サッシの枠の設置の打合せ中。
彰太はまだ20代ですが
大工の一級技能士も持っており
一人で家一軒任せても大丈夫な腕。
でも、まだ
「マクスのやり方」
は熟知してないので
その分は宮崎が指導。
一人黙々と、残業して頑張ってます。
(私は命じてません。自主的に残業)
設計の祭ちゃんも、私がいなくても
どんどんお客様と配線や照明、設備計画を
まとめてってくれます。
あ、手前は大学生の長男坊@アルバイト中(笑)。
こちらは先日の布屋呉服店さんの上棟日の
昼休みですが、ものすごく寒いので
私、車で温まっていたら…
「あ、彰太、屋根の上で寝てるし…」
新潟生まれは寒冷地仕様で強いな…(笑)
と思ったら、実は反対側で康佑も寝てた。
(本当は書いている祭ちゃんも…笑)
「顧客の建物の上で寝るなんてけしからん!」
とか思う方がいらっしゃれば、
大手ハウスメーカー様へお願いします。
「わぁ、気持ちよさそう!」
と笑ってもらえる感性の方とお仕事したいです。
こんな若者たちが楽しく仕事ができるようにする
それが私の仕事ですから。
私自身は、この仕事を初めて
毎日楽しいなんて思わずに
ひたすら辛く苦しい…それが仕事
と思ってきました。
けどどうも、他の人から見る私は違うらしい…?
「楽しそうに仕事している」
と言われます。
うーん、そうなんだろうか…???
でもやっぱり、お客さんが喜んでくれれば
ものすごく嬉しいし、
何より、
「赤ちゃんが生まれたー!」
とかご連絡いただくと
もう、泣きそうになる。
(いや、泣いてるか…笑)
けっこう楽しんでるのかな…?
まぁ、この歳になってやっと…なのかもですけど。
だからまだまだ頑張らないと!
月に一日の釣りの日しか休まず
土日無しで寝るのはたいてい日付またぐ
月に何度か朝まで図面書いたり
それなのに休肝日ナシ…
50超えて、いつまでもこんな生活してたら…
ある日
「うっ…!」
とかなったら、冒頭の
「社長がコケたらアウト」
です。
だから、週3(目標で実際は2)の夜のジム
で体力づくり。
なんてカッコつけても…
休肝日ナシで深夜の晩酌はまずいだろぉ…
って、実は先日恐る恐る人間ドック。
胃カメラしたら先生に
「めっちゃキレイな胃ですね!」
って誉められちゃったー!
やっぱリゲイン世代は無敵だな。
24時間戦って(くらいの気持ちで)作った
もうすぐ完成のモデルハウスのお知らせです。
2022年01月29日
Post by 株式会社 macs
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。