タイルの目を読んで目地を通す
Vol. 3,744
おはようございます。
頑丈な高断熱住宅を作るマクス
社長の鈴木です。
昨日に続き動物ネタからスタート!
Science Portalより
ヒトは暗がりでは色を判別できなくなりますが
夜行性のヤモリは暗闇でも見分けれらるそうで
その秘密を解明したのだとか。
上の写真はオオヤモリですが
家でよく見かける普通のヤモリは
なんとも可愛らしいですよね。
(ん?キライですか?かわゆいのに…)
ヤモリは昔から「家守」と書いて
縁起の良い生き物。
家の害虫を食べてくれるから。
今月はアフターメンテ月間ですから
マクスはスタッフ総出でお客様の所を巡回。
建てた家を守る。
そう、マクスだってヤモリ(笑)。
昨日もご紹介した函南町の新築注文住宅。
木々に囲まれたロケーションなので
きっとヤモリもいっぱい。
(言い方…)
左官職人が玄関ポーチのタイルを施工中。
昨日の写真でも見切れてましたが
この道何十年のベテラン職人です。
よく見ると、タイル一枚一枚に
「→」
って矢印が書いてあるの分かりますか?
タイルにもよく見ると微妙な模様があって
仕上がった時により美しくなるように
一枚一枚タイルの模様を読んで
方向を決めて施工しているんです。
もう、ヤモリの目
みたいに
職人独特の「目」ですね。
更に施工の際は
タイルとタイルの通りを合わせる。
一枚一枚、コツコツコツって
優しく叩いて微調整しながら。
タイルやレンガの隙間を「目地(めじ)」
と言いますが
この目地をピシッと揃えないと
格好が悪いんです。
職人の目で
タイルの石目を読み
材料の目地を読み
美しく仕上げます。
私の目も設計者としての熟練度が増し
近くは見えなくなってきましたよぉ。
え?「老眼」て言うの…?
そんな「目地」にも注目しながら
完成見学会をお楽しみください。
2021年10月19日
Post by 株式会社 macs
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。